いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年06月15日(日) 消防団の消火は女性、バトンチームは男にすると男女共同参画?

 日曜日は、行事目白押し。朝一番は、消防団の操法審査会に来賓として参加。蒲田消防団には一分団から七分団までの7つの分団が、それぞれの担当地域の防災活動にあたっている。団員はボランテイア(若干の手当はある)で、非常勤の公務員扱いとなり、本業のかたわら、夜間休日に訓練を実施している。わが街は、自分自身で守る、まったく頭の下がる組織だ。
 その七分団が日ごろの成果を競う。もちろん選手(というのかな)は男性である。操法審査が終わると、消防庁カラーガーズ隊の演技披露があった。女子職員が艶やかなな姿で、旗を振りながら行進するアレである。いままでの、男性的な雄姿とはうって変わった彩りに、会場内もウキウキ。
 次の参加予定の会合が、”かわりゆく社会と女男”というジェンダーフリーを標榜するフオーラムなので、ついつい両脇の同僚議員に「消防ポンプを女性が操作して、あのミニスカートを男がはくと、ジェンダーフリーなんだろうね」と、呟いてみた。その光景を想像すると滑稽だ。やっぱり、家族や、街や国を命を賭けて守るのは”男”の仕事だし、動物学的にも、ホモサピエンス種の”雄”は、種族を守る特性があるのだ。
 その足で、街づくり研究会に出席し、昼食をとる間もなく、ジェンダーフリーフオーラム大田へ。参加者から集中砲火を浴び、玉砕を覚悟して出かけたのだが、意外や意外。まともな会だった。ジェンダーフリーを標榜している団体には大別して二種類あるようだ。日教組に代表される、ジェンダーフリーをイデオロギーや、自らの団体の存在アピールに利用しているもの。今回の対話集会を主催した「ふぼれん」のような、共同参画を真面目に考えているところの二種類だ。ところが、怖いのは、後者のような団体や、構成員に、いつのまにか、イデオロギーに染まった者がまぎれこみ、怪しい動きになることだ。男女共同参画どころか、わが国の伝統文化を否定し、家族を崩壊させ、国家を崩壊させる‥そんな恐ろしい力が、あなたの隣にもいる!


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