いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年06月10日(火) 議会のIT化は、不平等?

 区議会の運営は、交渉会派(3人以上の議員のいる会派)の幹事長の集まりである幹事長会と、交渉会派の議員のみで運営される議会運営委員会(通称:議運)で決まってしまう。例えば、どの常任委員会、特別委員会に所属するか、なんていうこともここで決めるので、我々1人会派は、余った委員会に所属する。どこかと一緒の会派を組めばいいのだが、1期目の当選後に、民主党、無所属と会派を組むつもりでいたら、大田区内の「熱烈小沢ファン」が、党本部まで文句を言いにいって、結局面倒臭いので、一人会派に今でもいる。今回自由党東京都連にて当選した、私以外「小沢ファン」の介入のなかった18名は、自民系、民主系、無所属などと会派を組んで、新人でも副委員長になっている。本来、交渉会派のほうが仕事がしやすい。まあ、所属議員の仕事がし易いかどうかより、小沢党首や党への忠誠を重視する一派が存在するのも事実だ。
 さて、この幹事長会での話題の一つに、HPがあったらしい。(参加していないので伝聞である)つまり、大田区議会のHPから会議録も検索できるようになった(画期的!)、ついては、議員名簿にメールアドレスや、HPのURLを掲載してリンクを貼ったらどうか、と、IT時代に相応しい提案があったそうだ。ところが、メルアドやHPを持たない議員諸兄から、「不公平」との意見が出て、保留になっているらしい。私は、世の中には、平等であることが、実は不公平であることが多く存在していると思っている。これなど、その好例だろう。いまどき、メルアドやHPは、ビジネス界では必須のアイテムである。議会でも、交渉会派はすべてHPをもっているはずだから、メルアドのない議員さんのメールは、会派で受ければいい。
 まあ、議会のHPを閲覧するぐらいの区民なら、リンクなどならなくても、検索エンジンで、各議員のHPに到達することぐらいチョチョイノチョイのはずだから、大した問題ではないが、そのことを不公平と議論することが問題だ。早期解決を願う!
 


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