いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年05月29日(木) 国を愛しちゃいけないの?教育基本法で自公調整難航

 教育基本法改正案の今国会提出が、自民、公明の文言の調整がつかず難航しているそうだ。その文言とは「国を愛する心」と「宗教的情操」である。後者は、公明党として、一家言あるのは理解できる。しかし、国を‥は、なぜだめだ?「国を愛するとは、突き詰めれば、統治機構を愛せ」ということになるから(公明党 冬柴氏)駄目だそうだ。しかし、これは論理的矛盾がある。国を突き詰めると、統治機構という発想も変だが、百歩いや一万歩くらい譲って、そうだとしても、統治機構たる政府は、憲法に基づき、正当に主権者たる国民により選ばれた国会により運営されている。すなわち、統治機構は、国民の信託により運営されているのだから、統治機構を愛せ、は国民を愛せ、と同義にたどり着くのである。国を愛するとは、自らの郷土を、そして、その国に住む愛すべき家族を愛することに他ならない。なんでもかんでも、愛国心、国旗、国歌、とくると、軍国主義、戦争、と結びつける発想は、廃れ行く社民党や共産党のそれと変わらない。”与直し公明党”らしくない。新進党時代、同じ政党だっただけに、あえて苦言を呈する。
 そういえば、今年の建国記念日には、与党3党の幹事長は、わが国にはおらず「愛すべき隣国、韓国」に詣でていたっけ‥
頼みますよ!国政与党の議員さん!


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加