いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年05月13日(火) 供託金返金の送金、着金までに1週間。お役所仕事はのんきだな

 区議会議員(市議会も同じ)は、立候補前に、供託金30万円を法務局に供託(預ける)しないと立候補ができない。いい加減な気持ちで立候補うるのを防止する意味だろう。そして、没収点以上の得票をえないと、供託金没収、ポスター、宣伝カーのリース料、運転手の日当、ガソリン代といった工費負担の費用も全額、候補者負担となる。没収点の計算は以下のとおりである。

 没収得票数<有効投票数÷議員定数×10

 確か、大田区議会で400票くらいだとおもう。区長選挙で1名、区議会で2名が没収になったはずだ。
 さて、もちろん私は返還される。選挙期日から15日を経過した翌日に返してもらえるはずなので大田区選挙管理委員会に、返還してもいいよ、という証明書と、供託書をもらいにいった。すると、「1000名以上が返金にいくので、法務局から小切手(日銀の小切手で返還される)ではなく、振込みにしてほしい、との要請がありました。」と、振込み依頼の書面を渡された。確か、1時間くらい待たされるはずだから、振込みはあらいがたい。
 証明書、供託書を持参して、九段下にある、東京法務局供託課へ出向く。
内容のチェックを受け、係官曰く「それでは、1週間くらいで送金できると思います」おいおい、冗談だろ。では、小切手だと、どれくらい?と聞くと、1時間くらいだという。えい、いいや。1週間まってやろうじゃないの。しかし、書面は間違いない、小切手なら1時間で出せるものが、なぜ、振込みだと1週間もかかるんだろう。きっと、稟議書類がバカみたいにまわり、日本銀行から、民間銀行にまわり、いまや私語になった、3日かかる「文書振込み」で入金するんだろう。しかし、その間の金利はどうするんだ!まったく、遅々として進まぬ小泉改革、悔しかったら、供託金即日振り込みくらい、やってみろってんだ。無理だろうな、お役人も、日銀職員も、もちろん小泉さんも、30万円に泣く、などという経験がないだろうから‥
 嗚呼、素晴らしきお役所仕事!


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