いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年03月25日(火) ついに、魚屋さんがすべて廃業〜地元のある商店街

 今日は、地元の商店街の青年部主催の家族慰安会だ。もう20年来の仲間たちだから、気安い。我家の長男も、カラオケ大会の手伝いなどしたので、一緒に参加した。彼のことを保育園時代から知っている方もいて、なかなか面白かった。ただ、ビックリしたのは、青年部のリーダー役だった魚屋さんが廃業される、との挨拶だ。この商店街には、特徴ある魚屋さんが3軒あり、それぞれ共存していたのだが、数年前、隣の商店街に、大手スーパー系の魚屋さんが、激安攻勢を仕掛けてきてから一変してしまった。
 一軒目の方は、ビル建築を機会に、お弁当屋さんに貸して廃業。最も大きかった魚屋さんも、ご主人が亡くなり廃業。そして、本日最後の一軒もおやめになるそうだ。確かに、スーパーは安くて、買いまわりには便利だ。しかし、お店のご主人とのいせいのいい会話や、人情の機微などは感じられない。人と人とのコミュニケーションが希薄になった今日、買い物くらい、対話しながら人間的にしたいものだ。そういえば、ずっと親しくして頂いたケーキ屋さんも、京浜急行立体交差の立ち退きで廃業。息子さんは、損保会社の研修生として再出発をされる。ああ、また一人減る。
 魅力ある商店街づくり、後継者が継承したがる商店づくり、街路灯つくったり、福引の助成するだけではない、サポートを行政も考えていかなければなるまい。所管部長、課長とも、4月1日付で異動になってしまう。新部課長に期待しよう。


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