いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年03月20日(木) NTTコミュニケーション(OCN)は、まだまだお役所感覚

 若かれしころは、わが国の防空システム(バッジ)のオーソリテイを自負していた私も、ITのすさまじい発展にはたじろいでいる。しかし、いつまでもISDNではないだろう、と、ASDLに変更した。2ケ月無料という言葉に、ついつい引かれたこともある。ところが、無料であるはずのOCNから請求書が来た。さらには、NTT東日本の電話料金にフレッツISDN(つなぎ放題)の料金が相変わらず請求されている。早速、OCN札幌料金センター(人件費の関係だろうか、大田区は札幌が担当)に電話をする。フリーダイヤルの「ただいまこみあっております」のアナウスに耐えること15分。やっと出たオペレーターの女性に事情を話すと「その料金は、NTT東日本さんのものなので、当方ではわかりません」という恐ろしい答えが返ってきた。冗談じゃない!社員が”親方日の丸”意識が抜けないから分割されたのであって、NTTグループは一緒だろ。まして、さんづけは、いかにも「お役人」の社会だ。再三述べているが、お役人(特に、使えないがゴマすりがうまいヤツ)の特徴に、身内に敬称をつけることがあげられる。例えば「区長さんが、おっしゃたように」と、平気で答弁してくる。その意味ではNTTも役人根性が抜けていない。
 上司を出すように言うと「部長にかわります」といって、保留ボタンを押し間違えてきられた。再度、かけなおして「部長さん」にかわってもらったが、企業文化か、教育が行き届いているのか、同様の回答だった。そこで、余計なお世話だと思ったが、以下のように、”民間の感覚”を、お教えした。
 NTTコミュニケーション(OCN)と、NTT東日本を別法人にしたのは、そちらの都合で、お客に対しては、グループとして対応すべきである。しかるに、私が、OCNのADSLサービスに変更した際に、「NTT東日本のフレッツを解約してください」くらいの案内をすべきが、CS(お客様満足度)アップに求められる。商売敵のYAHOOは、変更代行サービスをやっているぞ。と
 ところが部長さん、流石お役人魂ドップリ。「それでは、お客様の注文をお受けした記録を調べてからご連絡します」ときた。2ケ月前の通話記録が残っているとは思わなかったが、どう反応するかおもしろいので、待つことにした。約2時間後、「部長さん」から電話があった。
 曰く、お客様の記録は見つけられませんでしたが、当方は適切に、お客様の申し込みを処理し‥‥
 だから!そこに文句いってんだろ!自分は、悪くない、の連呼では、企業戦争に負けてしまう。この部長のすべきは、自らの会社の否(案内の不徹底)をわびることで、さらには、以降、ISDNからの別回線への変更は、OCNで、NTTへの解約ができるようシステムを検討すればいいのだ。
OCNがYAHOOに大きく水をあけられるのもうなずける。
 頑張れ、企業防衛と、自己保身に必死な部長さん!


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