いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年08月02日(金) 農耕民族の掟 本音はいっちゃだめよ

 議員になる前からやっている、ある社会教育団体の役員をクビになった。忙しくて会合に出られないことが原因の1つではあるが、本当のところは別にありそうだ。
この団体は、組織維持のため、親戚やら知人の名前を借りて”会員”とし、その会費を誰かが”立て替える”ことが恒常化している。高齢化も著しく、排他的な雰囲気もある。そこで、過日、本部の偉いさんが”なんでも、思っていることをはなせ”と、ビールを飲みながら言うので、この組織の未来を思い、問題点の指摘と、今後の改善について、いささか熱ぽく語った。こいつがいけなかった。
わが国古来の伝統である、”村”社会では、本音を語ってはいけなかった。
結婚式の招待状に”平服で”と書いてあっても、誰もが礼服でいく、”ご祝儀はご遠慮”とのパーテイに、本当にロハでいくと恥をかく、この手の話だった。
適当に話して、オベンチャラを言っておけば、しゃんしゃん、だったのだろう。
結構、一生懸命やってたのにな〜
会合や、組織は、あまり深くかかわっていると、よくても悪くても、文句が出る。
適当に、”来賓”で、たまに出かけると、ありがたがられる。
どうも、農耕民族社会は、性に会わないぜ!


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