いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年06月09日(日) ありがとう マトモで熱心な先生方

 六郷の祭りも最高潮。世の中には、8対2 の原則というのがあるそうだ。例えば、会社や、商店の売上げは、2割の商品、得意先が、全体の8割の利益を上げている。祭りも、まったくこの原則にあてはまる。すなわち、祭りに関わる、8割の仕事を、2割の人々の働きにより成し遂げている。町会、神輿の会、氏子青年会、神社崇敬会などの人々だ。それ以外の8割の人々は、夜店にいき、神輿を見て楽しむ。つまり、祭りの傍観者となる。政治の仕組みにも似ているかもしれない。
 さて、田舎議員いぬぶしも、走る、走る!いくつもの町会の、子供神輿を担ぎ(大人のは重いからパス)、大人神輿の交通整理をし、ヘトヘト!
 町会には、それぞれ、別のハンテンがあり、これが、その組織の所属証明であり、飲み放題のチケットのようなものだ。町会を移動するたびに、違うハンテンに着替えに自宅に帰る。マンションの管理人さんが、あきれて”随分衣装もっているんだね”と。それでも、まわる。途中、よその町会役員さんから、”どこいってんだ、打ち上げやるから早くこい”との電話。わきで聞いている別の町会役員さんからは”ふ〜ん、ここを捨てて、○○町会いくんだ”と、チクリ。これでいのか、と自問自答しながら、またまた走る。
 6時に一時帰宅。シャワーを浴びて、次は、中学校のPTA校外委員長に変身!
7時から、近隣3校のPTAと、先生有志と、お祭りパトロールへ出発。今年から、学校週5日制になったので、先生は、土日お休み。パトロールへの参加は、任意で、手当も、代休もない。さて、先生の参加は少ないだろうと思いきや、各学校、校長、教頭先生以下、毎日、多くの先生方にご参加いただいた。パトロール中は、子供達から”○○せんせい!”と声をかけてきたり、とてもよい感じだった。ギスギスした権利の主張集団ではない、聖職者の姿がそこにはあった。これからも、心ある、マトモな先生が増えることを願って、パトロールの反省会(!)は深夜まで続いた。先生方、PTAの皆さん、W杯も見れずに、お疲れ様でした!


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