2002年06月06日(木) |
出来る役人の見分け方 |
3年前に議員になって、久しぶりに馬鹿でかい組織の一員となった。そして、5000人を超える職員、100人近い管理職と付き合うことになった。なんで、こんな人が管理職なの?とタマゲル人、エッ、こんな素晴らしい人が、役人にも(失礼!)いるんだ、と思えるような人格、見識に優れた人、いろんな人種がいて、それは、また楽しい。 昨日、ある管理職から携帯に電話があった。曰く”こちらは、○○のXXでございます。いつも大変お世話になります。また、先日は、△△ご苦労様でございました。ところで、先日、***の+++さんよりお話のあった???の件については、$$$の###さんにご相談したところ、%%%の&&&さんと相談しろということで、そこで、%%%の&&&さんと、%%%の@@@さんと話し合いをもち、ついては、6月○○日**時より、会議をしますので、ご出席ください。” フー、疲れた。要は、???の件につき、6月○○日に会議をやるから出て来い、ということらしい。(記号が多くて恐縮だが、最近、区職員もこの日記を読んでいるようで、役人の世界では”犯人探し”が日常なので、特定を避けるため、お許し願いたい。)実際の電話では、この数倍、前置きがあって、実にイライラしてしまった。民間では、このような電話をする人材は、ほぼ、管理職にはなりえないが、役所には結構、この人種がいるようだ。 しかし、出来る役人は、決してこのようなまわりクドイ言い方はしない。まず、結論を言ってくる。そのうえで、その説明をわかり易く、簡潔にしてくれる。大学の教授なんぞも、権威が好きな先生は、”やさしいことを、難しく”、優秀な先生は”難しいことを、やさしく”教える。 役人(特に管理職)の話し方を聞いて、まず、結論を言ってから説明をしてくれるタイプなら、安心、マトモ、仕事が出来る、と、ほぼ断言できる。 是非、窓口でお試しあれ。オッ、そうそう、この原則、議員にもあてはまりますよ、念の為!
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