いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年06月04日(火) お祭りと、選挙

 私の住んでいる、地元の六郷神社では、いよいよ7日より大祭が始まる。六郷地区16町会には、それぞれ祭礼委員が任命され、神社より協賛金の額が、世帯数により指定される。その額は、一町会概ね50万円以上になる。私は、かねがね、氏神様たる神社は、宗教ではない、と訴えているので、問題ないと思っているが、政教分離を声高に叫ぶ団体や、他宗教を支持母体にされている政党の皆さんにとっては、文句のひとつも言いたい制度だろう。町会役員になっている方は、先週の日曜あたりから仕事にならない。また、神輿の担ぎ手、氏子青年会のメンバーなども、準備に余念がない。しかし、その多くは、自営業者や、商店経営者、その2代目である。そして、国会、都議会、区議会の議員は、というと、地元や関係の深い町会のお神酒所(おみきしょ)を、まわる。
 街は、お祭り一色、と思いきや、当日まで、まったく無関心の大多数のグループもいる。それは、大田区に眠りにだけ帰ってくる、サラリーマン、OLたちだ。子供でもいれば、祭り当日、子供神輿にでも参加するのだろうけれど、一人者だったり、子供がいない夫婦だと、興味も薄い。この構図は、そのまま、政治や選挙についてもつながってくる。祭りに参加する層は、地元意識も強いし、町会との関係もある。当然、各級議員とも面識ができる。選挙にも出かける。票があるから、議員も顔をだす、この繰り返しとなる。反面、祭りに参加しない層は、上述の反対の理由で、選挙にも、政治からも離れていく。そして、悪政を人ごとのように批判する。
祭りも、選挙も参加しなくちゃね!


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