2002年06月03日(月) |
平和ボケの国民、マスコミ、官僚のアホ〜! |
防衛庁の三海佐が、情報開示を求めた人々をリストにして、その所属などを確認していたとのことで、厳しい処分をするそうだ。野党は、防衛庁長官の辞任をも要求すると。現在審議中の、有事法制、個人情報保護法などにも影響すると、マスコミも伝えている。そうかな? 防衛庁は、他の役所とは、大きく違う点がある。それは、国家国民の生命財産を守ること、そして、そのため日夜、情報戦を行っていることだ。航空自衛隊の国籍不明機に対する、スクランブルは、年間150回を超える。津軽海峡など、わが国の領海でありながら、外国軍艦の”無害通航”が認められている海峡には、毎日のように、某国の潜水艦が往来をしている。日本国内には、各国のスパイが、情報を得るべく暗躍をしている。 当然、諸外国のスパイや、国内の不穏勢力にとっては、情報開示制度は、垂涎の的となる。そこで、防諜のため、その者が、どのようなバックボーンに基づいて情報を得ようとしているのか、確認をすることは、”国際的に軍隊として認知されている”自衛隊として当然の職務の遂行であろうと思う。であるから、組織的にやっていることも理解できるし、LANによって、情報を共有していたことも、わかる。問題は、防諜、スパイ、調査活動は、隠密でなければ、その任務を行ったとはいえない。その意味では、”本作戦”は失敗である。また、問題なのは、おかしな平等意識、エセ市民運動家の影響を受けたであろう自衛官が、防衛庁内に勤務していることである。なぜなら、今回の件は、多分、内部告発であるからだ。 役人も、一部のマスコミも、そして、票だけに目がくらんでいる政治家も、”平和””人権”の枕言葉がつくと、すぐ、大騒ぎをはじめる。今回の件も、防衛庁長官が、”あんたら国民の生命財産を、外国の侵略から守り、国内の不穏分子のテロから守るために行った。そのことが白日のもとにさらされたことは陳謝するが、当然の行動である”と、ハッキリ言えばいい。大臣のイスと、国家の正論、どちらを選ぶか、政治家、そして、時の政権の本音が見える。そして、そんな政権と、政治家を選んだ有権者たる国民も、イカン!
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