いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年05月16日(木) 時間内組合活動

最近、区民や、区役所職員からの内部告発が、FAX、メール、ハガキなどにより、随分と届くようになりました。情報の出所は、絶対に秘匿しているのですが、どうしても匿名が多くなります。今回の情報は、調布地区のある小学校の用務主事(昔は、用務員さん)が、学校に朝来て、出勤簿(いまだにハンコです)に捺印をすると、組合事務所に出かけたり、組合活動にでかけてしまうので、善処してほしい、というものでした。区職員課や、教育委員会に確認したところ、大田区には、組合専従職員(公務員としての職務をせず、組合の仕事のみを行う)は、いない、とのことで、勤務中、定められた届(職務免除願)を出し、所属長が認めた場合に限り、なんと、なんと、週2.5日まで、時間内組合活動が認められるそうです。なんと、すばらしい制度なんでしょう。週2.5日というと、丁度半分です。有給休暇20日、リフレッシュ休暇だの、夏休み、冬休み、慶弔休暇に、時間内組合活動半分。いったい、いつ仕事をするんでしょうか。すべて、区民や、国民の税金からの支出です。
 区の職員組合の事務所は、区役所9階にあります。9階の案内表示には、かかれていませんが、エレベーターを降りて、左に曲がった、一番奥にありあます。ドアは開けれているので、いつも中を見ることができますが、常に区の職員が数名おります。専従がいないとすれば、皆、職務免除の、時間内組合活動なのでしょうか。労働者の権利の擁護が、組合の仕事であれば、自らも、襟を正したうえで、交渉のテーブルにつくべきだと考えます。


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