雪さんすきすき日記
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2016年11月23日(水) |
「Lily外伝 円環は輪廻を巡る」のこと |
10時半頃起床。一日費やして「Lily外伝 円環は輪廻を巡る」(disfact)をクリアしたので、その感想を。 同サークルが発表した「Lily 白き百合の乙女たち」の外伝的作品。今作の主人公は、リリーではあるもののフルール・ド・リスには及ばず本編では戦力として活躍できなかったサブキャラクター、白石 鈴音、名取 巡瑠、多賀城 円の3人。フルール・ド・リスが戦っている裏で、彼女達が何をしていたかが描かれている。 ゲームシステムはほぼ「Lily」と同じだが、カップリングカウンターのシステムの変更や新しいスキルの追加などが行われている。
最初の難易度選択が4段階あり、一番易しい難易度が自陣のユニットがやられないという表記に、それではゲームにならないではないかと目を疑い、1つ上の普通の難易度であるNaturalで開始。勿論、SRPG初心者としてはその上の難易度には一切見向きはせず。 「Lily」に比べれ戦闘時の相性が重視され、開始前に敵の属性を把握して、そこから自キャラの装備を決める必要がある。といっても、属性は4つで戦闘するキャラは実質2人(名取は回復役)なので、それほど複雑ではなかった。また、敵の思考回路も改良されており、今回は完全に敵の移動・攻撃範囲に足を踏み入れないと近寄らなくなってきたので、前作のように被ダメージを避けて敵を倒すことが非常に困難になった。総じて難易度は「Lily」より上昇している。外伝なので当然ではあるが、本編をクリアした人向けという印象を受けた。 最初の2〜3面はこれらの勝手を掴むのに苦労して何度もやり直したが、それ以降はわりとすんなり進めることができて、これならクリアまで一直線かと慢心していた私の前に立ちはだかったのが7面。防衛面で敵に防衛線を突破されずに一定ターン持ちこたえるという面だが、残り2ターン位で力尽きることが多々。今思うに、カップリングカウンターを活用すればよかったのだろうけど、プレイ最中はカップリングカウンターが狙って出せるように変更されたことを知らなかったので、試行錯誤の連続。少なくとも20回はやり直したかと。最終的には運も味方につけて、何とか突破。この時の達成感は半端でなく高く、SRPGの経験値が大分増えた気がした(気がしただけかもしれないが)。 そこから先は今までどおり進めれば良くてとくに詰まることも無く、最終面はほぼイベント戦。最終戦突入時に百合果のテーマが流れるという粋な演出をされて、涙腺が崩壊するかと思った。
物語は本編をクリアした後の数ある物語の1つ。これも本編をクリアしていないと理解できないが、クリアしていれば納得の一言に尽きる。本編では戦力にならなかった彼女達の成長物語として、サブタイトルを含めて満足のいく結末であった。 セーブデータの時間は4時間半だったが、7面のせいで7〜8時間はプレイしていたはず。手ごわい作品だったが、クリアできて胸をなでおろしている。ともあれ、これでC91で発表予定の「Lily 白き百合の乙女たちLisblanc」に備えることができそうだ。
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