雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2015年01月02日(金) 続・体験版のこと

 8時ごろ起床。
 交換用の電源を購入するために地元のPCショップに開店直後に向かうも、初売りで入店制限を行うほどの行列ができていたのは正直想定外であった。とはいえ、このくらいの行列コミケに比べたら全然大したことはない。15分ほど待って入店。電源は前のと大体同じ750Wのを購入。今回のは3年保証が付いているので、幾許かは安心できる。
 帰宅後早速交換に入るも、前の電源とはコネクタの形が全く異なることが発覚。こうなるとケーブルまで全て交換しなければならず、予想以上に手間のかかる作業となってしまった。一旦仮配線をして電源が入ることを確認した後、ケーブルを引き抜くために筐体の両側を開けると、そこには凄い量の埃が。乗りかかった船だということで急遽内部の清掃を開始。ファン周りから大きな綿埃が落ちてきたときはさすがに反省した。
 その後、配線を終えて電源スイッチを押したところ、無事Windowssが立ち上がった。これで一安心である。しかし、何台も自作PCは組んできたが、使用中に電源が壊れたのは初めてである。故障した電源は割と名の知れたメーカーで大丈夫だと思っていたが、3年持たなかったのは残念である。

 では、デスクトップPCも復旧したので体験版をプレイ。
 今日からは3日目。
無題STG(試行錯誤CHU!
 タイムアタック式の縦STG。3分間に稼いだスコアを競う。
 自機のショットは高速移動時には前方集中、低速移動時には広範囲となる。ボムはなし。また、敵弾に100回かする毎に敵の得点に10倍の倍率がかかると共に、背景のグラフィックが変化する。最終的には脱衣STGとなるようである。
 敵弾にかすれる範囲が割とせまく、敵弾もばらけているので、100発かするのは割と大変。背景のグラフィックというご褒美もあってか、欲を出して自滅することもしばしば。100発かするごとに敵の得点の倍率が10倍→100倍→1000倍と上昇してインフレするスコアシステムは面白いが、それ以外の特徴は現時点ではさほど見受けられない。低速ショットを撃ち続けていると前方に弾が飛ばなくなるのは要修正。
 かすり200発以上で3分耐えて一応のクリア。背景はいまのところ3種類のようである。

「ねこボクサー4」(NCRADLE
 「ねこボクサー」シリーズ最新作。今作は4人キャラを同時に操作する縦STG。4人は十字に並び、それ以外の隊形の変更はできない。また、体力も個別に設定してあり、敵弾に当たると体力が減少する。なお、「ねこボクサー」シリーズなので、体力回復のアイテムはう○こである。体力が無くなったキャラは戦闘不能となり、う○こを30個取ると復活。全員が戦闘不能になるとゲームオーバー。
 STGで4人同時操作とか斬新ではあるがとても制御できそうになく、作中のメタ発言でもクソゲーとかシステムが駄目な気がとかあったが、体力制との相性が良くて意外なほどにしっかりとゲームとして楽しめた。なので、システムはもうこのままでもいいのではと思った次第。演出がさらに強化されていたので、今まで以上に無駄に盛り上がる内容に仕上がることを期待。
 体験版のラスボスの後のおまけボス2周目まで到達。おまけボスも倒せないようになっているとか言いつつもちゃんと倒せるよう調整してあるのは毎度のこと。

「ねこボクサー外伝」(NCRADLE
 こちらは全方位STG。幼女を操作して弾を撃ち、「ねこボクサー」シリーズのキャラを倒していく。体力制で敵弾に当たると体力が減り、無くなるとゲームオーバー。う○こを取ると体力回復。
 序盤から敵の攻撃が笑ってしまうほどに激しいのは毎度のことなので別段問題無いが、全方位STGであれば向き固定できるようにして欲しいところ。

「exception reboot」(primitive
 名作「exception」の続編。全てのキャラクターが立方体で構成された幾何学的で無機的な画面構成と、大量の物体を吹き飛ばして破壊の連鎖を生む快感が特長のSTG。
 全方位に撃てるショットと射程内にある物体を吹き飛ばすカタパルトで敵を破壊しながら進行する。ショットで敵を倒すと大量の破片となり、その破片をカタパルトで吹き飛ばし他の敵に当てることでダメージを与えることができる。破片により破壊された敵は更なる破片となり、その破片をカタパルトで吹き飛ばすという破壊の連鎖は、押し寄せる敵を破片にして押し戻す、強固な障害物を効率よく破壊する、ショットが効かない敵にダメージを与えるといった様々な場面で活用される。自機はライフ制で、破片や地形に接触するとライフが減少。ライフは一定時間ダメージを受けないと回復するが、回復する前にライフが無くなるとゲームオーバー。
 ゲームのシステム的には前作を引き継いでおり、新規性を付与した続編というよりもエンジンのUnityへの移行、動作の軽量化などといった技術検証的な側面が強い作品に思われた。破片の描画数が一万を越えても全く処理落ちしないのは流石。一方で、前作の発表時よりもCPUやVGAの性能が向上していることもあり、演出面での強化が著しい。1面ボスの登場時など、息を呑むような美しさである。4:3表示では左右の描画が切れる、マウスとパッドの併用不可といった操作面で融通が効かないといった不具合も見受けられたが、おいおい改善されていくかと思われる。あと、前作であったホーミングが実装されていないのも気になるところ。

「Aurorablast3」(neo Transilvania
 超高速縦STG。高速スクロールに高速移動する敵と敵弾と、STGの常識を超えた速度でゲームが進行する。
 自機の攻撃はショットとボムと至って簡素。ショットは連打で高速移動、押しっ放しで低速移動となる。また、ショットは通常と近接の2種類を装備し、随時切り替え可能。敵を破壊すると攻撃力が上昇し、アイテムを集めることで残機が増える。
 視認性よりも超高速の展開を優先したこのサークルならではのこだわりは今作でも健在。STGとしては過去作同様小細工無しの撃って避けてという実に基本的な作りなのだが、高速で進行するというだけで非常に景気の良い内容となり高揚感は桁違いに高くなる。低難易度であれば残機もすぐに増えるので、ちょっとしたミスでも普通に挽回できる配慮が嬉しいところ。あと、スコアの桁も初期状態でじょ(禾予=10^24)まで用意してあり、景気の良さに拍車を掛けている。いろいろと突き抜けた要素がありつつも調整も疎かにしない姿勢がとても頼もしく、完成版ではどれほどまでになるのか興味深い。
 体験版は難易度を低めに設定したようで、最高難易度のSuicidalでもノーミスでクリアできてしまった。近接の武器の出番がまるで無かったが、高次面ではあるのだろうか。

「魔砲じかけのメイガス」(OHBA堂
 魔砲使いの少女八月一日 芳香(ほずみ ほうか)を操り、魔砲と呼ばれる兵器で戦車を破壊していくTPS。
 操作系は移動とジャンプに視点移動、攻撃、武器交換、必殺技、リロード。芳香は最大2種類まで武器を装備し、随時切り替え可能。敵を倒すか時間経過でゲージが溜まり、ゲージを消費して必殺技が撃てる。リロードが特徴的で、リロードが始まるとタイミングバーが出現。GOODの位置でリロードボタンを押すと通常より早くリロードが完了し、PERFECTでは手持ちの武器全てがリロードされる。
 敵戦車の装甲は部位ごとに設定されており、装甲の弱い上や後ろから攻撃することでより大きなダメージを与えられる。戦車を倒すと魔硝石が出現し、手に入れることができる。攻撃を受けると魔硝石を手放してしまう。魔硝石が0のときに攻撃を受けるとゲームオーバー。魔硝石に関しては、他にも用途が実装されそうである。
 見た目普通の少女が戦闘機や戦車に搭載するような強力な武器を持って走り回り、生身で戦車と相対するといういかにもな設定であるが、ゲームの方は実に大真面目なTPS。芳香の高い機動力を活かして戦車の弱点である後ろに回り込んだり、屋根の上から上部を狙って大ダメージを与えたときの手応えは実に痛快。同人ゲームでTPSというと「地球防衛軍」的システムが主流だが、敵の弱点やリロードシステムなど独自の要素によってそこから一歩踏み込んだ内容が期待される。また、登場する兵器は全て実在のようで、強いこだわりが伺える。
 体験版の時点では入力が敏感すぎて、ジャンプなど思い通りに動かないところがあったが、そこはさすがに調整可能になるであろうかと。それにしても、戦闘の舞台であるこの海沿いの街はいったいどこを題材にしているのだろうか。

 勢いで「魔砲じかけのメイガス」体験版動画を収録。機敏な動きを活用した内容になったかと自分では思っている。


氷室 万寿 |MAIL
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