雪さんすきすき日記
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2014年12月15日(月) 「200%みっくすじゅ〜すっ!」のこと

 先週末から「200%みっくすじゅ〜すっ!」(橙汁)を開始。
 眠り姫と呼ばれる主人公が、橙汁の作品の登場キャラと共に冒険するRPG。ファンディスク的な意味合いが強い作品である。
 RPGといってもノンフィールド型で、メニューから選択できる場所に行くとそこでイベントや戦闘が発生。その章の全てのイベントをこなすとボスが登場するという流れ。したがって、イベントが主で戦闘が従のような構成である。
 戦闘は相性を重視したシステムで、キャラの属性は3種類で攻撃も3種類あり、属性と攻撃で三すくみの相性を呈している。属性に対して相性の良い攻撃なら大ダメージとなり、逆ならばダメージが少なくなる。さらに、行動の順番は全て決まっており、交代や防御といった補助的な行動を選択した方が先に行われ、その後に攻撃となり、さらに攻撃も3種類で優先順位が決まっている。パーティーは3人まで参加でき、先に敵を全滅できれば勝利で、相打ちを含めて全滅させられればゲームオーバーとなる。
 仲間は物語を進めると増えていくが、それとは別にミックスダスを回すことでカード=仲間を入手できる。カードダスを回すためのスターは、敵を倒すことで入手できる。なお、通信対戦による戦闘も可能となっている。

 相性と行動順を重視した戦闘システムがかなり楽しい。通信対戦も出来る辺り、どうやら「ポケットモンスター」を意識したシステムのようである(「ポケモン」未プレイなので詳しいところまで分からないが)。基本は消耗戦で、敵との相性を考えてキャラと攻撃を選び、効果的にダメージを与えていく戦法が重視されるように思えた。確かに、相性が上手く決まれば強敵でも倒せるというのは非常に面白く、戦法を考える甲斐があるというもの。ただ、特定のキャラだけ使っていても有利に戦える敵は限られてしまうので、ミックスダスで適時キャラを追加してはレベルを上げて、手数も増やしてかなければならないようである。
 橙汁の作品はほとんどプレイしているので、新しいキャラが出てくる度に懐かしい気持ちになる。「あれ、このキャラ誰だっけ?」と思っても、攻撃を見ると大抵思い出せる辺り、橙汁のキャラがしっかり特徴付けられていることを再認識する次第。
 物語は、最初は学園パロかと思いきや様々な世界を渡り歩く羽目になり、いつしか世界の危機を救うことにという壮大な展開に。主役級のキャラは主人公の他にきゅーぴー、マール、ソラと、作風がまるで異なる作品なのでキャラ同士の掛け合いが新鮮。そして、きゅーぴーのせいで決してシリアスにならないところが、肩の力を抜いて楽しめる。きゅーぴーに感化されていくソラを見るのは割と忍びない気もするが、ここは常識人担当のマールに頑張ってもらおう。あと、個人的に大好きなキャラであるスターブレイカーが重要な役で登場したのが嬉しい。

 相性重視の戦闘システムとはいえ、ノンフィールド型で行動が制限されるために、ストーリーを進める上ではレベルを上げれば進められる調整にはなっている。なので、本編は序盤はキャラを頻繁に入れ替えていたものの、やや手間に感じてきたので、中盤以降は主役級のキャラで固定してレベル任せで力押しして、「きゅぴシュ〜」も及ばないほど奇想天外な物語を楽しんでいこうかと。


氷室 万寿 |MAIL
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