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2014年08月22日(金) 続^4・体験版のこと

 コミケから1週間経過したわけだが、もうずっと昔のように思える。まあ、今回に限ったことではないが。

 コミケ疲れと休暇後の仕事疲れが今日が最高潮ということで、今日の体験版は1本だけ。

「生贄世界のロリーメア」(白夢館
 成年向け要素を含む3DアクションRPG。物語は現時点では作中で断片的に語られるのみでまとめ切れなかったので割愛。
 基本的には3DアクションにRPG要素が備わった内容だが、世界観、システム共に独自要素がかなり多い。
 主人公のヒロインはドレスを纏った通常形態と、ドレスを脱いで兎耳を付けた兎形態の2種類の形態を切り替え可能。通常形態は斧が武器で、振り回したり投げたりして攻撃する。一方の兎形態では、拳による直接攻撃となる。両形態とも、手数や威力などで一長一短がある。また、どちらの形態でも使用可能な触手が戦闘システムにおける大きな特徴となっている。敵をロックオンして触手を当てることで、敵に対して攻撃をしたりひるませたり引き寄せたりすることが可能。また、特定の物体に触手を当てることで、ワイヤーアクションのようにその物体に向かって一気に距離を縮めて移動することもできる。ちなみに、通常形態で触手を数多く伸ばすと、ドレスが脱げて半裸の状態となる(兎形態は最初から半裸)。
 マップを探索していると時折敵との戦闘になるが、特定の戦闘は結界に閉じ込められてディーヴァバトルと呼ばれる戦闘となる。敵を全滅することで結界から脱出でき、クリア時間や被ダメージ等から算出された評価によりデーヴァポイントを入手。このディーヴァポイントを消費して、新たな技やスキルを習得する。したがって、ディーヴァバトルは自機の強化において非常に重要な位置づけとなる。
 また、戦闘で負けるとその場所に記憶の断片が残る。次回プレイ時では、記憶の断片を消費して回復などの効果やアイテムを入手したり、地獄ステージに移動して装備の強化アイテムを入手することができる。この記憶の断片は消費しないかぎり存在するので、同じ場所で負け続けると救済措置が増えていくという仕組みになっている。なお、地獄ステージは成年向け要素(お腹ぼこぉみたいな)が全開な内容となっている。

 システム面での独自要素に目を見張るところは多く、特に記憶の断片は救済措置としては面白いかと。アクション部分も通常、ボス戦共に触手による立ち回りが新鮮であった。ディーヴァバトルは記録が残るので、自機の強化以外にやり込み要素としても活用されそうである。
 とはいえ、現時点では調整が不十分なところはかなり多い。操作性は必ずしも満足いくものではなかったし、視点の移動でも不具合が散見された。また、操作も同時押しが多く戦闘の流れも独特なのにチュートリアルが無く即実戦だったので、戦い方を理解するまでかなりの時間を要してしまった。とはいえ、この辺りはブログを読んだ限りでは認識しているようなので、この体験版でどうこう言うまでも無さそうである。
 成人向け要素は、現時点ではお腹ぼこぉ程度で済んでいるが、世界観的に人外も多く(というかほとんど?)、「楽園魔城リピュアリア」並みの内容は期待できそう。

 体験版は全3面だが、とりあえず最初の面をクリアしたところで雰囲気やシステムは把握できたので一旦切り上げ。後日改良を加えたWeb体験版が公開されるようなので、そちらの方が体験版としてはより適切かもしれない。

 これで、今回初出の体験版は一通りプレイ。明日から、プレイが2回目以上の体験版に着手する。


氷室 万寿 |MAIL
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