雪さんすきすき日記
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2013年09月15日(日) 休日のこと

 「きゅぴシューDANGEROUS!!」と平行して「おっことす」(EasyGmeStation)を開始。
 自らの見聞を広める旅に出て道に迷った剣士ミディと、一人前の狩人の試験中に邪魔をしたコボルドを追いかける弓使いフィオレが、浮遊大陸で繰り広げるドタバタ劇を描いたアクションゲームである。

 元のタイトルが「もっとおす」でナムコ大好きなEasyGameStationから連想されるとおり、名作「モトス」を題材とした作品。ミディは体当りで、フィオレは弓で敵を浮遊大陸から落とすことで退治し、全ての敵を落とすとクリアという至極単純なルールである。敵は種類に応じて動きの他に重さが設定されており、自分より軽い敵に体当りすると弾き飛ばせるが、重い敵は逆に弾き飛ばされてしまう。また、「モトス」にあったパワーアップアイテムも実装。落ちているアイテムを拾って回収し、敵の構成に応じてアイテムを装備して立ち向かうという、計画的な運用が求められるのも「モトス」さながら。パワーアップ内容は攻撃力(敵を弾く力)と移動速度が主体で、その他制限時間延長やスコアアップ、復活がある。自機のジャンプが標準装備なことと、溜め攻撃があること、面構成に段差があることが「モトス」とは大きく異なる。あと、各面決まった場所を通過すると果物が登場。そのまま取るとスコアアイテムで、攻撃を当てると敵を全て気絶させることができる。果物という辺りが「パックマン」を意識しているかと。

 「モトス」は非常にお気に入りの作品な上に、EGSのナムコに対する情熱は過去作品で存分に知らしめていることもあり、実はかなりの期待作であった。「モトス」が固定画面なのに対して「おっことす」はスクロールするので画面全体が見渡せないことから、各面開始前の戦略的要素は薄れたものの、それ以外は「モトス」の楽しさ、すなわち敵の構成に応じたパワーアップの見極めと、敵の動きや重さ、面構成に応じた立ち回りの妙をしっかり引き継いでいる印象である。面構成は段差がある分、ほんの少しだが複雑になった感じも。
 難易度はなかなか手強い。「モトス」同様、敵の構成に応じたパワーアップが必須なので、先ずはそこを把握することから始めないとならない。そして、敵の動きも「モトス」とはまた違った嫌らしさで、突進系が多いことから結構機敏な立ち回りが要求される。とはいえ、プラクティスがあるので各面練習してパワーアップとパターンを構築すれば、結構すんなりと進むことはできた。
 「モトス」は徹頭徹尾無機質だったが、「おっことす」は「ルセッティア」のダンジョンのような雰囲気で、敵キャラもスライムや亀などモンスターが主体と、EGSの最近の作品の世界観に沿った感じなのが対照的。舞台となる浮遊大陸も、草原から森林、城砦など多彩な様相で、果ては8ビットRPG的なマップや「モトス」のソーラーパネルのようなタイルなど、ネタにも手が込んでいる。列車の上を渡り歩く面で「エレペーパーアクション」の5面(列車面)の曲が流れるのは、セルフパロなのであろうか。

 全30面ということで、とりあえずミディで前半の15面は攻略完了。プラクティスを併用していけば、ノーコンティニュークリアも何とかなりそう。


氷室 万寿 |MAIL
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