雪さんすきすき日記
倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEX|past|will
「ときのあくま」攻略はこちら
「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら
考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら
リプレイはこちら
動画はこちら(完成版、体験版)
Twitterはこちら
2013年01月05日(土) |
「Another ApocalypseII」のこと |
正月疲れで日中はずっと寝てた。
「Another ApocalypseII Dual Pagan」(Mercenary's)を開始。 「Another Apocalypse」の続編。主人公アポカリさん(本名:アポカリプス・ラグナロク・ハルマゲドン)が第六天(人類の存在する宇宙)における人類滅亡の危機を救った後の物語で、今度は外宇宙からの侵略にアポカリさんと人類が立ち向かう。 ゲームシステムは前作同様、弾避けよりも敵を撃って倒すこと(と初見殺しに悶絶させる)に主眼を置いた縦STG。今作の主役はアポカリさんと、前作のボスであった咎人(超人的な能力を有する人類)のミコト。前方への拡散ショットと、低速移動による集中ショットは共通している。 アポカリさんは前作同様、シールドかレーザーどちらかのチャージショットを選択。シールドは自機の周囲に張られるもので防御に、レーザーは前方に極太のレーザーを射出する攻撃に特化した武装だが、どちらもショットよりも高い攻撃力を有する上にほぼ全ての敵弾を消すことができる。これらチャージショットはゲージが無くなるまで使用可能で、しかもゲージは時間ですぐに回復と、STGとしては反則的な能力であり、その強力無比な攻撃力で敵を殲滅していく。ついでにボムも所持しており、手がつけられない。 一方のミコトは、人類としては規格外だがアポカリさんほどの能力は無く、専用の機体ツクヨミに搭乗して出撃。ミコトの武器は、ショットの他に射程は短いが高威力で敵弾を消せる近接攻撃のスラッシュと、一緒に戦うパートナーにより変わる副武装およびリミットスラッシュ(ボム的な位置づけの攻撃)。リミットスラッシュはスラッシュで敵を倒したり敵弾を消すことで溜められるゲージが一杯になると使用可能で、アイテムによらず任意に溜めることができる上に所持数も多いところがアポカリさんのボムより優れている。パートナーは前作のボスであったガルム、エル、コンゴウの3人から1人を選択するが、副武装やリミットスラッシュも彼らの前作での攻撃を模したものとなっている。 これら絶大な攻撃に対する侵略者の攻撃は、これまた前作同様道中は物量作戦で押していき、ボスは初見殺し満載の多彩な攻撃でお出迎え。道中では並居る敵を高い攻撃力で蹴散らしていく様は、STGという単純なシステムの根本にある面白さを再認識させてくれる。一方のボス戦は、まずは初見殺しに引っかかってからが出発点であり、それが分かっても趣向を凝らした攻撃の連続で攻略する面白さに満ちている。
前作における魅力であった、敵を撃って倒すというSTGの基本的な面白さを満喫する方向性を維持したまま、それを高密度になるよう調整することで、前作の魅力を保ちつつその面白さは実に濃いものとなっている。体験版の時点では徒に敵が固くなってその魅力が薄れる危惧も感じられたが、完成版の調整には胸をなでおろした。ボス戦も、これまた前作での大きな特色だった初見殺し満載で、それが分かってもしっかりと楽しませてくれる数々の攻撃も健在。初見殺しをこれだけふんだんに盛り込んでも、笑って済ませられて尚も挑戦意欲を掻き立てるというのは、ひとえにセンスの良さであろう。 演出面での強化は目を見張るものがある。グラフィックから背景、各種効果、楽曲に至るまであらゆる面で著しい進歩を遂げている。幕間デモにおける、どこか楽天的な自機側と個性著しいボスとの会話も楽しみの1つであるが、その点においても期待は裏切らないものがあった。
とりあえず、アポカリさんのレーザーでNORMALをコンティニューありでクリア。3面までは前座で、4面からが本番といった印象。4面以降の道中は一層高密度に敵が出てきて、撃って倒す楽しさを存分に堪能。単に雑魚が垂れ流し的に登場する単調な展開ではなく、耐久力のある敵の配置が上手いことメリハリを出している。クリア重視でレーザーを選んだものの、4面以降のボスはシールドなら楽な場面も多々見受けられたので、今回は一概にどちらが楽とはいえないかも。ラスボスは前作をプレイしていた人には興味を惹く展開もあり、ファンサービスも嬉しいところが(なので、展開を十分に楽しむには、やはり前作からのプレイをお勧めする)。
5面のボスを練習した後通しでプレイしたら、4面ボスの攻略をすっかり忘れてミス連発。この記憶力の低さを何とかしたい。
|