雪さんすきすき日記
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2012年07月22日(日) 「精霊の森のミコ」のこと

 「NonetConcerto」をクリアして気が抜けたのか、今までの疲れが一気に押し寄せたようで日中はろくに動けず。夜になって試験勉強をするも、全然頭が働かないので中断。

 しかし、折角なので新しい作品に少しだけでも着手しておこうと、「精霊の森のミコ どきどきはぐれダンジョン」(白夢館)を開始。
 主人公は「黄昏の国の双子ミコ」にも登場した精霊魔術師のフラウローゼ。「黄昏の国の双子ミコ」から後の話のようで、彼女が先祖代々伝わる知識を受け継ぐ知識伝承の儀を受けることから物語は始まる。知識が眠る古城の中を探索し、数々の試練を受けることとなる。
 システムはいわゆるローグライク。プレイを重ねることでノウハウを重ね、アイテムの助力なども得ながら探索をしていくという、お馴染みのシステムである。基本的な操作は一般的なローグライクをほぼ踏襲しており、この手の作品を一度でもプレイしたことがあればすんなり飲み込めるかと。画面描写が3Dなので立体感がある反面、距離感や視点変更などにやや癖が見受けられる。

 この作品独自の要素としては、まずマップが固定であること。マップが毎回変化することが定番となっているローグライクとしてはかなり独特であるかと。
 そして、各種ローグライクが趣向を凝らしている戦闘システムにおいても、この作品も例に漏れず独自のものとなっている。フラウローゼは杖での直接攻撃も一応可能なのだが、精霊魔術師とあるように精霊を使った魔法を得意とする。で、この精霊魔法を使うシステムが非常に独特で、かなりの仕込みを必要とする。精霊は火水風土の4属性で、まずはこの精霊を捕まえるところから。マップには逆ピラミッドの形をした精霊石が落ちていて、杖を振ることで精霊石を入手(ちなみにこの精霊石は足場にもなるので段差を乗り越えるのにも使うこととなる)。精霊がいるところで精霊石を出すと、精霊石にその精霊を乗り移らせることができる。そして、精霊が乗り移った精霊石を置くことで、その周囲の地相(属性の影響力)が上昇し、地相に応じた精霊魔法を使うことができる。精霊石に近い方が地相は高く、また複数の属性の地相を必要とする魔法もあり、行動でターンが進むこのシステムにおいて効果的に魔法を使うには、先を見越した精霊石の配置が必要となる。あと、戦闘においては3D描写を活かした高低差の影響も導入。高い場所の方が攻撃も防御も有利となる。

 で、この精霊魔法のシステムがかなり面白い。既に最初のマップの次くらいからは物理攻撃だけでは太刀打ちできないようになっており、精霊魔法が攻撃の要となる。敵の種類を確認して有効な精霊石を予め配置し、そこにおびきよせて魔法で畳み掛けるのは、若干の手間は掛かるものの実に痛快。このシステムが理解できた途端、あっという間に先まで進めるようになった。この先に待ち受ける試練はこの精霊魔法をふんだんに活用した仕掛けがあるかと思うと、実に楽しみである。
 あと、ローグライクは過去に1作もクリアはおろかまともにプレイしたことが無いので、ほとんどノウハウが無い状態なのだが、逆に新しい知見を次々と得られるのも新鮮だったりする。

 というわけで、いよいよローグライクに本格的に挑戦である。願わくば、クリアまで辿り着きたいものである。

 「古明地さとりの情操教育」サイト公開!イラストに皆村さんとか反則もいいところ!そして、クォータービューパズルアクションとか、もう楽しみで楽しみで仕方ない。


氷室 万寿 |MAIL
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