雪さんすきすき日記
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2011年10月10日(月) 続々・休日のこと

 甥っ子が一昨日から遊びにきていて騒がしい日々を送らされていたのだが、今日の昼に急遽帰宅。正直、助かった。

 で、静かになったところで「Minecraft」の動画を見たり、「NMR-ナズーリン埋蔵金調査隊-」(Y^3)をプレイしたり。
 この作品は強いて言えばアクションアドベンチャーとでもなるだろうか。
 徳川埋蔵金ブームの終焉と共に、突如幻想郷に現れた赤城山。そこに隠された徳川埋蔵金を始めとする数々のお宝が、星の能力で赤城山ごと命蓮寺に引き寄せられている。このままでは寺が押しつぶされてしまうと、ナズーリンを始めとした命蓮寺の面々(一輪はお留守番)がお宝を探し出しに赤城山に挑む、という中々に突っ込みどころの多い物語である。

 主役はトレジャーハンターのナズーリン。トップビューの舞台に隠されたお宝を探して掘り出していくのが役目である。ナズのペンデュラムは地面に置くと、宝のある方向を指し示してくれる。すなわち、角度をずらして置いたペンデュラムの延長線の交点にお宝があるというわけである。そして、お宝のある場所で穴を掘れば、見事お宝を入手できる。こうして、お宝を入手してそこに隠されたヒントを辿り、徳川埋蔵金を見つけ出すのが目的となる。これだけ強力な探知方法があれば実に簡単と思いきや、地形や他のお宝に妨害されて、なかなかすんなりとは行かなかったりする。また、お宝の中には動き回るものもいて、これは後述の仲間の能力を借りないと発掘するのは困難となっている。
 一緒にお宝を発掘する仲間は実質4人で、それぞれに固有の能力を持っている。白蓮は発掘範囲の拡大やダッシュ速度の上昇など行動強化、ぬえは動くお宝を察知できるソナー、星はその面に隠されているお宝の個数の把握、村紗は復帰地点の設置を兼ねた座標の判別。いずれもお宝を入手するのに重宝する。
 ただし、これらの行動をするごとにやる気ゲージが減少し、無くなるとその日の探索は終了。拠点に戻って休むことでやる気ゲージが最大となり、再び探索に挑むという流れになっている。また、拠点ではお宝の解説を見たり、仲間との会話があるのだが、ここにも大きなヒントが隠されていることがある。徳川埋蔵金への手掛かり以外にも、ペンデュラムによる探索が効かないような高難易度のお宝のヒントは主にここで入手することとなる。

 前述のとおり、ペンデュラムの方角からお宝の位置を特定する方法さえ分かってしまえば序盤はそれだけでほいほいとお宝が見つかっていく。勝手が分かるにつれて見つけ出す頻度も高くなり、先ずはここが面白いところ。
 そして、中盤からはアイテムからのヒントも徐々に増えていくものの、広大なマップや入り組んだ地形などに阻まれて、ちゃんと仲間の能力を見つけ出さないと(能力を増やすのもお宝による)苦労する羽目になる。また、いくつかのお宝は仲間の能力の活用が前提となっており、その辺りで推理を働かせるのが楽しくなってくる。
 さらに終盤になると、隠し通路や特定のお宝を入手しないと出てこないもの、果ては星の残りお宝数以外はノーヒントなものまで出てきてかなり手強くなっていく。この辺りの難易度上昇は、プレイヤーの学習に上手く合わせてあるように感じられた。
 敵は一切出現せず、全体的にアクション性もそれほど高くないいので(動いているお宝を追いかけるときくらい)、純粋に推理や試行錯誤が楽しめる作品であった。
 しかし、お宝の取得状況以外にも経過日数によりエンディングが分岐するので、グッドエンドを目指すにはあまりのんびりとプレイはしていられなかったりする。とはいえ、お宝の場所や取得方法を把握しないことには始まらないので、1周目は必然的に時間をかける羽目になってしまうが。2周目以降は効率よくお宝を集めるために時間を意識するという要素が加わり、謎解きの代わりにタイムアタック的な楽しさ中心となる。

 1周目はどうしても残り3つのお宝が発見できなかったので、2周目で頑張って全て発見。ノーヒントの3つ以外は全てゲーム中にヒントが散りばめられていた(厳密にいうと、ノーヒントの3つも完全なノーヒントというわけではない)。3周目はお宝全回収+30日以内のクリアを目指してみよう。ついでに、「Maristice」のように備忘録的な意味で動画も撮っておきたい。


氷室 万寿 |MAIL
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