雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2011年09月17日(土) 休日のこと

 昼前に起床し、「さくやさんクライシス」を一段落させようとプレイ開始。
 EXTRAの4面以降は勢いでクリアし続けてエンディングに到達。道中の派手さの割にはやけにあっさり終わったし、解法できなかったスペルもあって釈然としない気持ちを抱きつつ、スタッフロールを見終わって終了。
 その後、不意に検索をかけたところ、Wikiがあることが判明。読んでみたところ、やはり続きがあった。その条件は、FAQの最後にあった「スタッフロール位は落ち着いて見てもいいんじゃないかな!」…しまった。うっかりスタッフロールが終わったと思って飛ばしてしまった。

 というわけで、再度クリアしてスタッフロールの終わりで待っていたところ、無事ファンタズムが開始。最初は装備を整えるための補充面で、それ以降が本気のボスが延々と。特に、3人目の天子はとにかく硬いし全体攻撃は強いし、おまけにお空の全体攻撃も加わり、とにかく常時体力を回復させていないとすぐになくなってしまい、倒した頃には制限時間ぎりぎりで非常に大変であった。どうも、キスメを倒した数が少ないと強力な防具が手に入ったようだったが、毎面きっちり倒していたので既に手遅れであった。その後のさとり戦で不明だったスペルが解放。反則的な能力で力押しという、この作品らしい豪快な展開が実に痛快であった。そして、最終面は脱出かとおもいきや、ちゃんと出口で真の黒幕が待っていてくれた。かなり裏をかかれた展開であったが、ボスの強さ自体は天子を倒すことができて、体力回復アイテムがそれなりにあれば問題無く勝てる程度かと。実質的に天子がラスボスで、その後は半分イベント戦のような感じであった。

 というわけで、こんどこそ「さくやさんクライシス」は一段落。
 この作品の面白さは、やはり大量の敵を倒していく豪快さと派手な演出による気持ちよさであるが、内容自体は大味なところもあるので、これだけの長丁場においてそれに飽きないで続けていくのは非常に難しいことである。この作品では、一方的な攻撃ができるとあってもやはり油断すると普通にミスをしてしまう緊張感と、毎面に施された多種多様な仕掛けによる変化によって新鮮味が維持され、作業的な内容に陥ることはあまり無かった(皆無とまではいかない)。2周構成でかなりの規模の作品であるが、この調整を全編において行き届かせているのには感服する次第である。正しく力作といえるかと。物語はキャラ崩壊やテンプレ的なノリが多く、特にブロントさんは物語にも直接関わっていて、そういうところが鼻に付く人もいるかと思われる。これは相性があるので仕方ないが、個人的にはよくもまあここまでこのノリを徹底させたものだとある意味感心してしまうほどであった。
 次の周回はもっと上手くプレイできそうだし、WikiによるとPerfectエンドというのもあるようだが、クリアするのに2周目だけでも10時間以上かかってしまうので断念。それでも、十二分に満足である。


氷室 万寿 |MAIL
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