雪さんすきすき日記
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2011年06月12日(日) 休日のこと

 「迷宮城ハイドラ」が一段落したので、ちょっと手をだして中断していた「冒険野郎」(ヒコシマブレイク)を日がな一日プレイ。

 この作品は、トップビューのアクションRPG。世界を滅ぼしかけた悪魔「ガウナキア」の封印をうっかり解いてしまった主人公が、再び封印するために「吸魔士」となって地下迷宮に挑むという内容。
 「吸魔士」とは魔法を吸収する武器で戦うキャラクタークラスで、システムの特徴にもなっている。主人公が使う武器はチャクラムと呼ばれる円盤状の武器で、ブーメランのように一定距離を飛んで戻ってくる。これを敵に当てて攻撃するのだが、チャクラムが飛んでいる間に攻撃ボタンを押すと吸魔フィールドというものを展開し、これに触れた敵から魔力を吸収することができる。この魔力により魔法がつかえるという仕組みになっている。敵さえいればどこでも魔力が回復できるので強力な魔法も使い放題となり、かなり豪快な迷宮探索が楽しめる。
 迷宮の構造は5階で1つの階層となっている。各階層はそれぞれ特徴のある仕掛けで主人公の行く手を阻み、最下層にボスキャラが待ち受けている。この辺りはアクションRPGの王道的な作りをしている。また、下に行くにつれてシステムが活きる作りになっており、徐々に増していく手応えが楽しい。
 頭がいいのか悪いのかわからない主人公を始め登場人物はどこか癖のある者揃いで、それぞれが持つガウナキアとの因縁が迷宮内で絡み合いドラマを見せてくれる。登場人物のノリや性格のせいで状況が深刻なのにも関わらず物語の展開は結構軽めだが、そういう展開が続いての終盤での重い演出には結構やられた感があった。
 クリアまでの時間は表示は5時間半だったが、やり直しも含めると7〜8時間くらい掛かっているかと。手軽にプレイするには丁度良い規模である。2004年の作品ということで、時代の流れを感じるような点も見受けられたが、面白さ自体は全く遜色無しであった。

 「迷宮城ハイドラ」「冒険野郎」と立て続けに面白いフリーソフトをプレイしていたわけだが、これらの作品はtwitterでもお世話になっているsmroさんのひたすら今日のゲームの履歴を更新する備忘録で紹介されていたもの。紹介されているのが魅力的な作品揃いで、おかげでこちらの積みゲーがなかなか減らなくなっている(笑)。


氷室 万寿 |MAIL
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