雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2011年01月04日(火) 続々・体験版のこと

 今日からお仕事。出勤時に上1/3の方が折れている電柱を修理している場面に出くわした。いったいどうやったらあんな折れ方をするのか謎である。

 今日も体験版。
・「機動障壁バルデバルド」(はなマル工務店
 撤退戦という特殊な状況を題材にしたSTG。
 普通のSTGなら自機として登場するような高火力の敵機から母艦を逃がすために、3機の戦闘機を操作して母艦の撤退を支援するという内容。
 状況も特殊なら操作も特殊で、キーボードで操作する戦闘機を選択し、マウスで攻撃や防御等を行う。また、3種類の戦闘機は近接攻撃、遠距離攻撃、防御とそれぞれに特化した性能を有しており、状況や敵の攻撃に応じてこれらを使い分けていくような感じになるかと。また、単機よりも複数を同時に操作して攻撃した方が効果的のようである。
 体験版では敵(たった1機!)が無茶苦茶硬くて耐久力を無くすのに相当苦労した。撃破しても何だか手応えなかったし、このプレイ内容が意図するものなのか疑問だったりする。作品の方向性からして、敵機の撃破よりも母艦の撤退に重きを置いた内容になっているのであろうか。しかし、逃げ切るだけならば防御に特化した機体でバリアをばら撒いていればいいだけになってしまいゲームにならないので、どのような調整がされるのか興味深いものがある。
 操作の癖が非常に大きいので、通常のSTGのよりは敷居は高いのは否めない。ただ、題材や方向性は非常に面白いので、完成が楽しみな作品である。
 なお、この作品はサイトで体験版がDLできる。作品のページに表示されているチラシが会場で配られていたものである。「これより、撤退戦を開始する」というコピーも渋ければ、パイロットのおっさん達も渋い(笑)。

・「Schwarz Geschichte」(デス声喫茶
 3DアクションRPG。
 これは…かなりの怪作。敵はカマドウマだったりゼリエースのパッケージのゼリーだったり、緑の全裸のおっさん(みどりちゃんというらしい)だったり、どんな世界観なのかと突っ込みたくなるほど無茶苦茶。そのくせ、モデリングも動きも良くできている。こういう過剰な技術力によるお馬鹿(褒め言葉)なノリは同人ゲームでも貴重かと。ストーリーとは別に対戦もできるのだが、こちらも阿部さんとかビリーとかネタなキャラもちゃんと造形と動きは良かったりするので、何とも複雑な心境に。
 ただ、自キャラの操作性に対して敵の速度が速すぎて攻撃されたら建て直しが難しかったり、敵が最初から全力で倒しにくるので、その辺りの調整はもう少しお手柔らかにといったところ。
 これもサイトで体験版とムービーが公開されている。怖いもの見たさに是非(笑)。

・「Asteraiser」(OBLIQUEGLASS
 近接攻撃のみの縦STG…といって良いのだろうか。展開は縦STGだが、内容はアクションに近いかも。
 主人公の武器は剣1本。これで敵をばっさばっさと薙ぎ倒していく。しかし、この剣は扱うには中々技量が要るようで、単にボタン連打で振り回しているだけではどうにもならない。剣を振った直後にリロードをすると振った後の隙を短縮できるキャンセルリロード、チャージしながらダッシュで突進しながら斬りつけるダッシュ斬りなど、これらの操作を使いこなすことで初めてその真価を発揮する。また、剣は攻撃していると耐久力を消耗し、一定以下になると強制的にリロードさせられる。当然ながらその前にリロードした方が隙は少ないわけで、攻撃一辺倒というわけにはいかないのである。
 剣を使いこなすまでがやや大変なものの、キャンセルリロードとダッシュ斬りの感覚を覚えさえすれば、接近戦の醍醐味を存分に楽しむことができるであろう。また、硬い敵や敵レーザーと剣とのせめぎ合いなど、剣ならではの演出も惹かれるものがある。また完成が楽しみな作品が増えてしまった。


氷室 万寿 |MAIL
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