雪さんすきすき日記
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2010年05月05日(水) M3のこと

 昨日は相当なお酒を呑んだはずなのだが、皆と騒ぎながら呑んでいたおかげで二日酔いはほとんど無し。

 今日は音楽系即売会のM3に参加。以前から話は聞いていたものの参加する縁が無かったのだが、今回「Erst Kerf」の作曲を手掛けた冬虫夏草(ちなみに、ふゆむしなつくさ、と読む)のじゅんさんが新作を出すとのことで、今回初めて参加してみることに。
 場所は東京流通センター。この会場はコミティア以来かと(あと何かあったような気がするが…)。そういえば、高いところが嫌いな私には、この会場への移動手段であるモノレールが大の苦手(カーブとかありえない角度で傾くし)。今回はツィッターで何とか恐怖を紛らわしていた(笑)。
 初参加ということで全く勝手が分からず、とりあえず開場30分後にでも行けばそんなに待たずに入れるだろうと高を括っていたのだが、待機列の長さに自分の甘さを思い知った。列の形成場所が炎天下ということもあって、一時は列がはけるまで待とうかとも思ったのだが、待っている間に列は伸びる一方だったので諦めて並ぶことに。
 入場後は1階で頼まれた買い物をしてから2階の冬虫夏草のスペースに向かい、じゅんさんから取り置きのCDを受け取る。こちらからは「Esrt Kerf」の私のレビューが載っている「GAMOOK」をお土産に。
 同人音楽は昔はそれなりに聴いてはいたものの今はさっぱりなので、他に気になるところも無く帰ろうかと思ったのだが、参加サークルのデモ映像が上映されていたのでそれを眺めてみることに。しかし、これがまた危険な代物で、魅力的な映像が次々と流れ、見た端からそのサークルの作品が欲しくなってしまうという始末。このままでは財布の中身が空になるまで散財してしまうと思い、後ろ髪を引かれる思いで開場を後に。あの映像はどこかで公開しないのであろうか。
 こうして久しぶりに同人音楽に触れてみて、やはり非常に魅力的な分野であることを再認識した。今は同人ゲームで手一杯で、同人音楽にまで手を回す余裕が全く無いのがもどかしい限りである。が、そちらにも手を出すと、寝る時間か仕事の時間を削るしかなくなってしまう(笑)。

 その後、知人と秋葉原で合流してぶらぶらと散策。今はSATA3とかUSB3とか新しい規格が出ていることを知る。自作マシンは組むときくらいしか情報収集をしないので、今現在の流れにはとても疎いのであった。

 さて、私はノートパソコンを1台所持している。使用目的は外出先でのネット端末が中心なのだが、その他にも出先で同人ゲームをプレイしたり、同人ゲームのデータをバックアップするストレージなどにも活用している。
 今のマシンはIBMのThinkPadT42(最後のIMBモデル)。VGAにMobilityRadeon9600を搭載しており、15インチの液晶は応答速度は遅い(東方をプレイすると弾の残像が残るほど)ものの、同人ゲームをプレイする上では今でもそれなりの性能ではある。しかし、重量が3kg近くあって、体力のあった昔ならまだしも(ちなみに、社会人になってから4〜5台ノートを買っているが、大体この重さ)、今となっては大分辛いものがある。さらに、出先で同人ゲームをプレイすることも少なくなり、今ではネット端末としての用途がほとんどである。
 そんな中、知人の1人がネットブックを活用しているのだが、これが実に使い勝手が良く、しかも非常に安価ということで、もうそちらに乗り換えた方が良いのではという意見が出てきた。というのが昨日までの話。
 私もすっかりそのつもりになって今日の秋葉散策ではその辺りの情報収集をして目星もつけたのだが、とあるお店に入ったところ、何やら異質なノートが。ALIENWAREである。ゲーミングノートということで特に3Dゲームをプレイするのに特化された構成のようだが、キーボードが光ったり外見も普通のノートに比べると非常に風変わりで単なる色物という認識しかなく、そもそもネットブックで気持ちが固まっていたので選択肢には端から入る余地が無かった。しかし、同行していた知人が頻りにパンフレットを持っていけというので、いぶかしみながらも受け取ってその店を後にした。
 さて、知人宅に戻ってネットブックの話をしていたのだが、ここで話の種にでもと先のALIENWAREのパンフレットを引っ張り出したところ、そのスペックに全員が目を見張った。とりあえず11インチモデルを検討したのだが、CPUはゲーム用なのでそれほどではないものの、VGAは当然ながら相当上位のものが乗っており、RAMもDDR3の4GBが標準。重量も2kgと持ち運びには支障なし。そして、注目すべき最大の要点は、価格が10万を切るというところ。これだけのスペック、私がT42を買った頃だったら20万を下ることは絶対に無かったはずである。それ以外のモデルも見たのだが、どれもゲーミングノートに相応しいハイスペックなものばかり。というか、ノートでCrossFireってどういうこと?。更に、タワーモデルの方がまた凄い。フラッグシップモデルはCPUもi7-920XMと上位のものを使用し、VGAはGeForceGTX295というGPU2コアカードの2枚挿し(すなわちGPU4コア)と一切の妥協なし。電源が1,200Wで重量も38kgともの凄いことになっており、おまけにタワーの上部が温度と連動して開閉するという愉快な仕掛けも付いている(しかも、知人曰くこの構成で最大限に動かすと900Wにはなるので、この仕掛けは必然とのこと)。そして、発売元がDELLということで基本的にBTOなことから、先の11インチモデルのカスタマイズ内容をちょっと調べてみたところ、ハードディスクの項目が250GB、500GB、256GBSSD。大馬鹿である(褒め言葉)。このブランドの本気の度合いを思い知らされた。
 ということで、ネットブックの話はどこへやら。今のThinkPadT42と同様の活用ができて、しかも性能は上で重量は軽く、価格もさすがにネットブックの倍はするもののスペックからすると割安感が大きい、魅力的な要素が満載なこのノートにすっかり心を奪われる始末。見た目の奇抜さなどは瑣末な問題である。ただ、気になるのは、OSがWin7の64bitしか無いこと。今までの同人ゲームの動作に支障が出る恐れはある。しかし、Win7は64bitでも互換性が高いようなので、それほど問題にはならないのでは、とは知人の話。
 実は、知人は4Gamer.netのこのノートのレビューを以前読んでいて、その時点でこのノートの凄さをある程度は把握していたのであった。先のお店で私にカタログを持って行くよう勧めたのも、ネットブックを購入するのであれば、今までのノートの使い道からしてあわよくばこちらに流れるのではないかとの思惑があったようである。そして、私は見事にそれに引っ掛かってしまったと(笑)。
 しかし、困った。これ、勢いでこう、カートへ進むとか押してしまいそうな…。


氷室 万寿 |MAIL
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