雪さんすきすき日記
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2010年04月04日(日) |
「Nonet Overture」のこと |
昨日とは打って変わって今日は肌寒いので、花見には出かけずいつもどおり家に篭りっきり。
今日は「Nonet Overture」(PhotonSystem)をプレイ。
「クラスター」と呼ばれる謎の集団に襲撃された国の王女が、侵略を阻止するために立ち向かう縦STG。 プレイヤーが操作するのはこの王女「シキ」。シキは火、水、風の三種類の属性の魔法をショットとして操ることができる。敵も3種類の属性の弾を撃って来るのだが、同じ属性のショットを当てると敵弾を消すことができ、さらにショットの威力が増すというカウンター攻撃をすることができる。このように、3種類の属性のショットの使い分けがこのゲームの要点となる。一見複雑そうだが、同じ色を当てれば良いので直感的に分かりやすいシステムである。 また、魔法には3つのレベルがあり、高レベルの魔法ほど威力が高い。しかし、このゲームではショットに魔力という形でコストが設定されており、高レベルの魔法ほど消費する魔力も高い。そして、魔力が無くなると回復するまで一切ショットが撃てなくなる(事実上の終了に近い)ので、闇雲にレベルを上げれば良いというわけでもないのである。そして、魔力は時間で回復する他、敵弾を相殺しても回復するので、場面に応じたレベルの魔法で無駄撃ちをせず、敵弾を相殺して効率よく敵を倒していくことになる。この辺りがジャンルを「パズルシューティング」と銘打った由縁であろう。なお、魔力が無くなったときに全快するアイテムも存在するが、入手できる数が限られている上に、ボス戦では必須のアイテムなので、やはり無駄撃ちはできないのであった。 ちなみに、Hardまでは火はLv.1(ラスボスはLv.3)、水はLv.3、風はLv.2とほぼ固定でもノーコンティニュークリアまではできたりする。この組み合わせだと、火が連射、水が高威力、風が全方位誘導と揃っているので、どの場面でも汎用性が効くのであった。その上のCriticalでは1面ボスで終わってしまったので分からないが(笑)。
このシステムが活かされているのがボス戦。ボスが撃って来る弾幕は避けるなどと勿体無いことはせず、同じ属性のショットを当てて積極的にカウンターを狙っていくことになり、常に攻めの姿勢で挑むのが気持ちがよい。また、ボスの周りにあるいくつもの魔方陣も攻撃をしてくるのだが、これを倒してもボスにダメージを与えられる。魔方陣はそれぞれ攻撃内容、攻撃属性、与えるダメージが異なるので、どの魔方陣をどの順番で倒せば有利になるかも考える必要がある。ボスの防御壁として位置する魔方陣を倒して突破口を開いた後、本体に攻撃して一気に畳み掛ける場合もあれば、魔方陣を倒していった方が効率よくダメージを与えられる場合もあり、この辺りの攻略がボスの弾幕の攻略と合わせて実に楽しいものがあった。 あと、ラスボスが良い感じに力押しだったのも好印象。正に最終戦に相応しく、向こうも全力ならばこちらも魔力回復アイテムを惜しむことなく使って立ち向かい、とても派手な戦いが楽しめた。
一方、道中はボス戦に比べるとちょっとお粗末というのが正直なところ。恐らく、魔法のコスト制のためにあまり多くの敵を出せなかったのかもしれないが、ボスの多彩な攻撃に比べるとあまりにも寂しい内容である。道中も、もっと魔法の属性を活用した仕掛けがふんだんに欲しかった。
演出面では、カットインの絵柄が印象的であった。挑戦的であったり毅然とした表情が、柔らかい絵柄ではあるもののしっかりと描かれており、雰囲気を盛り上げてくれる。 エンディングは黒幕の存在が明らかになったものの直接対峙することはなく、続編の予感も。とはいえ、ゲーム的にはちゃんと完結しているので、煮え切らないということは無かった。
という感じで、ボス戦は楽しめたのだが、道中を考慮すると諸手を上げてお勧め…というのはちょっとためらわれるものがある。体験版が公開されているので、それをプレイして判断して欲しいと思う次第。ただ、個人的には珍しく難易度Normal以上まで挑戦する気になったほど楽しめた作品であった。
その後、「東方紅魔迷宮」の6-2をクリア。アクションが中心の面で、ショットをやり繰りするのに必要な仕掛けに気付けば比較的楽な面だった。で、比較的短時間で解けたのでそのまま6-3にも挑戦したのだが、こちらは手強く、今日中に解くことはできなかった。何であれだけしかオブジェクトが配置されていないのにこんなに難しいの!?
「電車でD」(地主一派)の体験版が公開。複線ドリフトさえしていれば勝てるのでゲームとしては未完成だが、”あの”雰囲気は十分に味わえるかと。
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