雪さんすきすき日記
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2010年03月27日(土) 休日のこと

 昨日は職場の呑み会でぐでんぐでんのぺろんぺろんになっていたので日記はお休み。ちなみに、一昨日は延々「Maristice」の動画を撮っていたのだが、間違ってエンコード前に削除してしまうという大ミスをやらかしていた。

 で、今日も「Maristice」の動画撮り。最終面の中盤以降をプレイしていたのだが、またしてもショートカットがいくつも見つかり、当初の予定よりも10分近く時間が短縮された。もう少しで1時間半も切れたのだが。
 というわけで、「Maristice」はこれで一段落したのでちょっと振り返ってみることに。

 元ネタの「Solstice」は未プレイなのだが、恐らく非常に完成度の高いアクションパズルであろうことが容易に想像できるほど、「Maristice」もまた完成度の高い作品であった。
 クォータービューという視点による、通常の2Dや3Dとはまた違ったアクション性やパズル性は、この視点による作品が極めて少ないこともあって実に新鮮で面白かった。その面白さは仕掛けの内容もさることながら、操作性などに対する様々な気配りによるところも大きいと思われる。ジャンプボタンを押しっぱなしで連続ジャンプする、出入り口などではある程度軸がずれていても自動的に補正してくれる、足場の判定がかなり大きくとられているなど、必要以上に厳密な操作を要求することが無く、その分仕掛けを解くことに集中してもらおうという作者の意図が感じられた。
 また、紅魔館、大図書館、パチュリータワーそれぞれにおいて構造に明確な特徴があり、迷宮を彷徨いながらその構造を解き明かしていく楽しさも存分に堪能できた。同じような構造が続いたり、メリハリの無い構造だと興醒めしてしまうこともあるが、この作品はそんなこととは全く無縁であった。どれだけ面構成に尽力したのか、その苦労が伺える。
 そして、それらの面白さをさらに高めているのがショートカットの存在。正攻法とはまた違った解法がいくつも用意されており、気が付いたときの喜びは一入である。私のプレイは達成率100%なのでアイテムは全て回収しているが、話によると低達成率でのタイムアタックではアイテムを活用したショートカットも重要になるとのことで、この作品の奥深さを感じた次第である。
 あとは、二頭身のキャラがぴょんぴょん飛び跳ねたり、妖精メイドがせわしなく動き回ったりするのを見るだけでも楽しいものがあるかと。音楽も曲数は少ないながらも、この広大な迷宮に相応しいアレンジとなっている。個人的には図書館の重厚なアレンジが特にお気に入り。
 これらの楽しさのどの程度が「Solstice」本来の楽しさであるかは分からない。しかし、いずれにせよ手応えのあるアクションとパズルを存分に堪能できたのは事実である。クォータービューというだけで敬遠されてしまうのはとても勿体無いので、是非とも多くの方に挑戦していただきたい作品である。

 あ、肝心の動画へのリンクを貼るのを忘れた(笑)。紅魔館その1図書館その1図書館その2紅魔館その2パチュリータワーその1パチュリータワーその2パチュリータワーその3
 全7部構成でプレイ時間1時間半と長丁場なので、ゆっくり楽しんでもらえればと。


氷室 万寿 |MAIL
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