雪さんすきすき日記
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2008年10月04日(土) 「東方スプリンターセル」のこと

 今日は地元の花火大会。私はお留守番で甥の子守。

 さて、「東方スプリンターセルCODE:R」(BlueMica)が中盤まで進んだようなので、紹介してみることに。
 このゲームは横視点の2Dステルスアクションゲーム。元ネタである「スプリンターセル」や「メタルギア」のように、敵地に潜入して敵に見つからないよう目的を遂行するという内容である。ただし、横視点というためか、一般的なステルスアクションに比べてパズルアクション的な要素がより強いように感じられた。
 主人公である霊夢は、ジャンプやしゃがみ移動のような通常の2Dアクションの操作に加えて、地形の端にぶら下がったり、エルード(パイプなどにぶら下がっての移動)やスプリット(壁と壁の間で足を開いて体を支える)等、特殊部隊さながらのアクションを取ることができる。これらのアクションを駆使して闇から闇へと移動し、警備兵や監視カメラ、様々なトラップを回避して目的地を目指していく。
 主人公が多様なアクションを取れる代わりに操作に使うボタンが通常の2Dアクションに比べると多くなっているが、大抵のアクションは専用のアクションボタン1つで行えるようになっており、意外なほど簡単に多様なアクションを楽しむことができる。また、基本的に暗闇に居れば敵には見つからないので、ステルスアクションにしては結構大胆な行動(敵と並んで歩く、発砲するなど)が取れる所も面白い。勿論、明るい所では一般的なステルスアクションのように見つからないよう慎重な行動が求められるが、このメリハリがまた面白いのである。
 という感じで、東方の二次創作という点を抜きにして単純にステルスアクション(あるいはパズルアクション)として楽しめる作品であった。現時点では体験版が公開されていないが、ニコ動の方にデモ動画が公開されているので、アカウントを持っている人はそれを見ればゲームの雰囲気が掴めるかと思われる(残念ながら、Youtubeには転載されていなかった)。なお、明日10/5から委託開始である。

 ちなみに、冬コミの体験版で感じられた不満点(煩雑な操作系、分かり難い敵の視界)は全て解消されていた。これはとても嬉しいところである。


氷室 万寿 |MAIL
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