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2008年01月06日(日) 「がん☆すた」のこと

 明日から仕事のせいか、今日は標準試薬の調製がいつまで経っても上手く行かずに困っている夢を見た。

 連休最終日。今までプレイしてきた冬コミ新作は体験版を除いて全てアクションゲームだったので、折角だから今日もアクションゲームをプレイすることに。というわけで、今日は「がん☆すた」(神奈川電子技術研究所)をプレイ。勿論サークル買いである(笑)。

 「がん☆すた」は神電研が過去に出した「エスカレーターアクション」の「らき☆すた」キャラによるリメイク。キーボードで自機の移動、マウスで照準移動と攻撃というFPS仕様の操作系で2D横アクションという変り種のゲームである。前作は武器を購入して増やしていったが、今作はキャラ毎にメイン武器とサブ武器が固定というのがシステム上の大きな相違点で、それ以外は前作と大体一緒である。

 メイン武器はタイトルどおり銃器で弾は照準に向かって発射されるが、これが神電研らしく中々癖のある仕様となっている。先ず、弾は重力の影響を受けるので真っ直ぐ飛ばずに軌道は放物線を描く。したがって、遠くの敵には照準をそのまま合わせても当たらず、弾道の補正が必要である。また、一発撃つ毎に反動で照準が動くため、撃つ度に照準を合わせる必要がある。照準は自機の遠くでは遠方への命中精度が増す代わりに反動による照準の動きが大きく、再度照準を合わせるのに時間が掛かる。一方、自機の近くでは遠方への精度は落ちるものの反動による照準の動きは小さく、同じ場所を狙い易いという特徴がある。どちらも一長一短なので、状況に応じた使い分けが必要となる。照準の癖を掴むまでは煩わしく感じるかもしれないが、慣れると結構面白いものである。また、メイン武器は弾数が決まっており、リロードで補充する必要がある。リロード中は無防備なので、残弾数を意識しておかないと敵に囲まれて窮地に陥ることも。
 サブ武器はキャラによって異なり、強力なものから使えないものまでいろいろ。

 道中はちまちまと敵を倒していけば自ずと進めるが、ボスは自機に比べて動きが俊敏で、動きを把握しないと勝つのは難しい。この辺りは前作に比べて大きく難易度が上昇している。最初は敵の動きに翻弄され一方的にやられてしまうが、自機の動きや位置に対する敵の反応が分かれば撃ち込む隙が見えてくるであろう。ちなみに、3面ボスが最強。これが倒せればクリアは見えたも同然である。

 4種類のキャラの中で一番楽だったのはみゆき。メイン武器のライフルはヘッドショットでほぼ全ての雑魚を一撃で倒せる上にボスへのダメージも大きく、群を抜いて強い。逆に、一番辛かったのがこなた。メイン武器は弾数は多いもののとにかく威力が弱く、加えてサブ武器も貧弱なので道中もボスも長期戦になりがちであった。かがみはショットガンが威力、範囲共に強力で、つかさはサブ武器のセントリーガンがボスに対して絶大な威力を発揮する。

 最初ムービーを見たときは「エスカレーターアクション」のキャラ挿げ替えかと思っていたが、実際にプレイしてみると良い方向でのリメイクとなっていた。操作系や攻撃に癖があるのと、「魂斗羅」のような派手な撃ちまくりではなく遠方から敵を一体一体仕留めていく比較的地味な内容なので人を選ぶところはあるが、個人的には普通に面白かった。少なくとも、神電研の二次創作ゲームの中では一番楽しめると思う。
 一応隠しを含めて全キャラ全面クリアしたので、このゲームはお終い。

 そして、残りの冬コミ新作は、
「はんまーさんEX〜魔宮の咆哮〜」(ももかん遊撃隊
「exception」(primitive
「Die Feen」(ねこみみのかけら
「国民的死神呪いちゃん〜期末試験の鎮魂祭〜」(羽舞シルバーヘブン
「ETHER VAPOR」(えーでるわいす
「eXceed 2nd -VAMPIRE REX-」(天然素材
「空飛ぶ赤いワイン樽」(橙汁
「ルセッティア」(EasyGameStation
「コープスパーティー」(チームグリグリ
と、見事にSTGが一本も手付かず。さて、どれから始めたものやら。なお、「コープスパーティー」はとても怖いゲームなので竜次氏のレポート待ち(笑)。


氷室 万寿 |MAIL
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