人妻の裏心 『皮肉な幸せ 4』 - 2005年06月23日(木) なんで抱きしめてもいい?っていわないんだろう? どうやら海外生活を数年していたせいらしい。 でも、ハグのほうがいやらしさを感じさせない。 アタシもそれぐらいなら全然平気。 「いいけど・・・」 そういって棒立ちのアタシを彼は始めはそっと、 そして最後にギュっと抱きしめた。 そのまま、キスへといきそうな雰囲気だったので アタシは急いで口を開いた。 「さ、もう帰らないとね?」 「ん、そうだね。」 案外、すんなりと彼はアタシを放し、今さっききた山道を 車で下りはじめた。 その途中、渓谷の橋の上で突然彼が車を停めた。 「ほら、ここもきれいなんだよ。みてごらん。」 そういって助手席のほうに身をよせて窓の外をさした。 「ほんとだね〜。」 と、アタシは窓から下をのぞきこんだ。 すると、また彼は言った。 「ハグしよう?」 「またかい!?ハグすっきやねぇ〜(笑)」 笑いながらいうアタシを抱きしめて彼が言う。 「だって、ハグって気持ちいいでしょ?好きなんだ〜」 誰かれかまわずハグしまくりなんじゃないのか?^^; 「キスしよ?」 その言葉に即座にアタシは答えた。 「しない!」 「キスだけだから。キスは挨拶なんだよ?(笑)」 「確かに、アメリカでは挨拶がわりでしょうけど、ここは日本ですから! 残念!(笑)」 あくまで、茶化してやんわり断った。 しばらくの間、そんな問答を繰り返していたけれど、 ひとまずここはアタシの勝ちに終わり、再び車は走りだした。 正直、初めて逢った彼をそんな対象では見れなかったし、 なによりそんな不貞行為は人妻のアタシはしてはいけないわけだし。 まあ、よその旦那さんに夫に内緒で逢うことじたい、 すでにイケナイことではあるけれど。 主婦友と遊んでいるように、気楽に楽しく話しているうちに 降ろしてもらう駅が見えてきた。 丁度、交差点で信号が赤にかわり車は停車した。 「ここでいいよ。降りるね。」 「えー。こんなとこでさよならなんて寂しいなあ。 ちょっと待って。きちんと降ろすから。」 そういって、彼は交差点をまがり駅をとおりすぎた。 あれ? すると彼は、駅から少し離れた場所の駐車場らしき所に車を停めた。 何でこんなところ?もっと近くで降ろしてくれればいいのに。 早く帰りたいんだけどなぁ。 「今日はありがとう。とても楽しかったよ。」 そう言うと、彼はアタシをまたギュッと抱きしめた。 すると、山の中で抱きしめられた時には感じなかったのに なんだかとてもドキドキした。 ギュッと抱きしめながら、顔を近づけようとする彼。 「ダメだって・・・。もう帰らないと・・・。」 それなのに、彼の手はアタシを抱きしめたまま離さない、 そしてアタシもなんだか離れたくなくなってきた。 そしてとうとう、彼の唇とアタシの唇が、、、触れ合った、、、 あぅ・・・体中の力が一気に抜ける感覚がおそってくる。 そのまま彼の舌が、アタシの中へと侵入してきて 私の正常な神経を麻痺させる。 あぁ、なんだか体が熱い、、、ううん、下半身が熱い・・・。 「あぁん、、とろけちゃいそうよ・・・」 吐息まじりに思わず彼の耳元で喘いでしまったアタシ。 まさか自分がこんな恥ずかしい言葉を言うなんて・・・。 キスしながら、アタシのアソコはたっぷりと潤んでいた。 ジュンといった感覚が自分でもわかるくらい熱くなっていた。 今すぐ「欲・し・い」と思ってしまうくらいに、、、、 キスで私の体がこんなに反応するなんて・・・。 -
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