ふとした幸せ - 2004年11月03日(水) 先日のがんのすけの誕生日に、丸いバースデーケーキを買ってきた。 それを何等分かにして、それぞれの皿にもり食べていた。 そのケーキは、生クリームデコで上にイチゴがのっている シンプルなケーキだった。 三男のサルオが、「お母さん、食べて」と 私に皿に残った生クリームを差し出して言った。 それをみた夫が、サルオにこういった。 「母さんは、生クリームが嫌いだからいらないってさ♪」 そして、続けざまに私のほうをみて 「ね?母さん(笑)」 と、ニコニコしていった。 その瞬間、こんな些細な事だけど、私はとても幸せな気分に包まれた。 私は生クリームはあまり好きでなく、ケーキの上に飾りでのっているような 塊は残したり、夫に食べてもらっていたりしていた。 そう、私の行動パターンや、好きなもの、嫌いなものが、結婚生活の中で すっかり夫の中に取り込まれているのだ。 私の事をわかってくれている嬉しさなのか、すべてを知っていてくれるから 自分をつくることなく、素の自分でいられる楽さなのかわからないけれど ああ、結婚相手がこの人でよかったと思えた。 こんなことを思ったのは、週刊誌で一般主婦の夫への愚痴が書かれた 投稿をみたからかもしれない。 「髪の毛を切ったのに気づいてくれない」とか 「Hの時に、いつもクッションを顔にかぶせられる」とか 「私は飯炊きおばさんじゃない!」などと書かれてあった。 確かに、自分の変化を気づいてもらえないのはちょっと寂しいし、 エッチの時に顔を隠されるのはもってのほか(笑) 旦那さんの「髪の毛切ったんだねー。」という、ほんの一言があるだけで 随分気持ちも変わってくるだろうと思う。 ま、本当に気がついていないのであれば、ダメだけど・・・(笑) とにかく、ほんの些細な事が、夫婦生活を心地いいものにもするし、 その反対に危ない状態にもさせてしまうのだと思う。 これを読んだ旦那様は、今日から奥様に些細な一言を言ってあげてね♪ その結果「いちいちうるさいわね!」って言われても 責任はもちません(笑) -
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