パラダイムチェンジ

2006年12月31日(日) 年の瀬

そんな訳で年の瀬である。

今年の冬は暖かかった事もあり、つい2〜3日前までは、年末って気が
ほとんどしなかったんだけど、寒さを感じるようになるのと、正月を
迎えるための準備と買い物を始めると、ああ、今年も本当に終わりなん
だなあ、としみじみとしてきて。

来年のための準備も全部すませて、後は新年を迎えるだけとなり、
ビールを開けてちょこちょことおつまみを作りながら、だらだらと
新年を迎える予定である。うん、幸せ。

ということで、TV番組を見ながら、だらだらと自分の今年1年を
振り返ってみたい。
でも、今年は本当に充実してたというか、今年が充実してないと言った
ら、多分神様から罰があたるんじゃないかと思うのである。

その中で一番大きかったのは、仕事がらみでNYに行けた事が一番大きい
だろうな、と思う。
念願のブロードウェイでミュージカルも観られたし。
何言ってるかわかんなかったのと、周囲のアメリカ人のテンションの
高さにはビックリしたけど。

他にも、2月には京都に行って、鴨川のほとりを自転車で走り抜けたの
は、とても気持ちよかったし。
後、スペシャルな事としては、ヘリコプターにも乗ったし、東京湾
大華火の時には、ディナークルーズにも行けたし(花火は順延で見られ
なかったけど)。
中々普段では出来ないことが出来た1年だったんだなあ、と思います。
来年は、あんまりスペシャルなことはないかもしれないけれども。

あと、身体を動かす、という意味では春〜夏にかけては週2回のペース
で、水泳にはまったし、その後年末には、ひょんなきっかけで再び
社交ダンスを始めることになったし。

再開する伏線としては、3月にパーティに行って、意外にも自分の身体
が動いたことと、再開する直前に昔のダンス仲間たちと再会したって
いうのも、実は大きいのかもしれない。焼けぼっくりに何とかでは
ないけれど。

でも、まだ身体が動く今の時期にダンスを始めたっていうのもちょうど
よかったんじゃないのかな、とも思うし。
仕事上、身体の使い方とか、構造みたいなものもわかってきた頃なので
昔やってた時とは、理解の仕方も違うし。
昔とは違った意味で、身体が踊っているのが素直に気持ちよく感じられ
るのが、新鮮で面白いのである。

他には、8本の舞台を見る事ができて、中には初めての歌舞伎体験も
あったし、劇団新感線も初めて見る事ができたし。
中でも初めての歌舞伎体験は結構強烈だったので、来年は浅草の新春
歌舞伎を見に行く予定なんだけど、できれば改築される前に、歌舞伎座
でも1回は見てみたいなあ、と思うし。

映画に関しては、今年は例年ほど見たという感じがしなくて。
ハリウッドメジャー系の映画をあまり見に行かなかったせいなのかも
しれないけれど。
だからあんまり印象に残った作品が少なかったんだけど、その中では
ちょっと前にも紹介した「レント」、ジョニーデップは鉄板でしょう、
の「パイレーツ・オブ・カリビアン」、後はリメイクする情熱が素晴らし
かった「キングコング」がTOP3って感じかも。

後はレビューは書かなかったけど小林聡美と片桐はいり、もたいまさこ
の魅力が光った「かもめ食堂」が、邦画では一番かなあ、という感じ。

肝心の仕事についても、今年は自分の身体に対する考え方をさらに進化
させるきっかけがあったので、随分と仕事も面白くなってきて。
外国からわざわざやってくる人たちも随分と増えたおかげで、コンス
タントに英語を使う必要にかられたおかげで、否応なく英語のレベルも
(少しは)上がったと思うし。

という事で、今年は本当に沢山の新しい事もあり、中には残念な事も
あったけど、総じて今年は充実してたんだなあ、というのが素直な
感想なのである。

果たして来年が、今年以上に充実したものになるのかは、来年の年末に
ならないとわからないと思うけど、できればこの勢いを維持して、自分
自身はさらに進化していきたいなあ、と思います。

昨年末に書いた今年の抱負は、「もっと頭と身体を使う」って事と、
「間の抜けた人間ではなく、間に合う人間になりたい」というもの
だった。
このうち、後者の達成度はちょっと微妙だったけど。

という事で来年の抱負は、社交ダンスに限らず踊るという事も含めて、
「動く」っていう事と、もう一つ、自分の中の「面白さ」っていうこと
に関心を向けていきたいな、と思います。

今年1年、この日記とお付き合いいただいて、どうもありがとう
ございました。
来年もよろしければ、お付き合いくださいませ。
それでは、よいお年を。


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