さて、上野の国立科学博物館でお子様たちの活躍ぶりを見て、自分の 子供時代を思い出し、そうだついでに秋葉原の交通博物館に行って みようと思い立った。
交通博物館は、私がまだ半ズボンがよく似合っていた頃の、 大のお気に入りで、何回来たかわからない、という位の聖地?なので ある。 その聖地?も来年2006年春に移転のため、閉鎖されることが決まって おり、できればその前にもう一度行ってみたいと思っていたんですね。 なのでもう20何年ぶり?に訪れたというわけである。
でもこの交通博物館、驚くほどあまり変わった印象がなく。 日本一、いや世界一?の電脳繁華街である秋葉原にありながら、その 印象は極めて昭和の香りが漂うのである。
設備もたとえば、私が子供の頃大好きだった鉄道シュミレーター(運転 席に座る奴ですね)なんかは最新式になり、数も増えているんだけど、 そこにある展示物のほとんどは、私が子供の頃に見た奴がそのまま 残っており。
なんかうわー、懐かしいなー、というかまるで物置の奥から小さい頃 集めていたメンコやカードの入った菓子缶を見つけ出したような感じ なのである。
もしも今、自分に小さな息子がいたら得意になってお父さんも小さい頃 はここに来たんだぞ、なんて言いながら一緒になって楽しめたのかも しれない。
あと、自分が小さかった頃は目茶苦茶広く感じた博物館が、実は意外と 狭かったことに気付いて驚いてみたり。 でも、小さい頃はここで平気で2、3時間とか半日とかあっという間 だったんだよなあ、と思うと感慨もひとしおなのである。 いや、いっぺん来てみてやっぱりよかったっす。
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