パラダイムチェンジ

2005年03月25日(金) 英語三昧の日々

3/21から25日までの5日間、父親のもとにアメリカから来た生徒さんの
ための講習会の手伝いをしていた。
昼休みなし、5時間ぶっ続けの超ハードな仕事である。

そこで私が何をするかといえば、さすがに正確に通訳をこなす能力は
ないので、通訳のアシスタントをつとめることになる。
すなわち、父親の話す日本語の内容と、通訳された内容にちょっとした
齟齬があった場合にはフォローを入れる役目をしているわけである。

一応、両方の内容(といっても、日本語の内容は問題ないのだが)を
理解しないとならないので、結構ハードな仕事なのである。
いやあ、久々に肉体よりも頭を使う仕事をしたって感じ。


で、だからというわけでもないが、今年に入ってから英語を本気に
なって取り組んでいたりする。
本気と書いてマジと読む。そう、真剣に取り組んでいるのである。
まあ、実際どんな感じで英語に取り組んでいるのかは、おいおい明らか
にしていくとして。

元々、ここまで真剣に取り組もうと思ったのは、以前撮りだめしていた
TV番組を見たのがきっかけだった。
それが「英語でしゃべらナイト」2004年7/12放送分
出演者は中尊寺ゆっこ。10年以上前におやじギャルブームで一世を風靡
した漫画家であり、しかも昨年末惜しくもガンでこの世を去った、あの
中尊寺ゆっこである。

この放送を見たのは、実は今年に入ってからなので、見つけたときは
そりゃもう驚いたのなんのって。
この番組が収録されたのは、亡くなる半年以上前だと思うんだけど、
番組を見ている限りでは、とても半年後に亡くなるとは思えないほど
元気そうだった。

で、この番組の中で中尊寺ゆっこが言っていることは実にシンプルで
ある。

・小さい頃から始めなくたって、30過ぎてから始めたって全然遅くは
ない。むしろ母国語である日本語が使いこなせなければ、英語も満足に
は話せない。

・留学しなくても、本人にやる気さえあるならば、どこでも英語の勉強
をすることはできる。

・まずは文法が使いこなせない限り、満足に話すことはできない。
どんなに薄い文法の本でも一冊ちゃんと終えれば、自然と英語が口を
ついて出てくるようになる。

という事である。
そして何より大切なことは、本人が真剣に取り組んでいるかどうか、
という事らしい。

死んだ気になって2年間必死に英語に取り組めば誰でも話せるように
なるし、むしろ2年間やってもダメなら諦めた方がいいとまで言って
いたのである。


でも今回仕事の関係で英語を使っていても、そうだよなあ、と思うの
である。
結局どんなにボキャブラリーだけを増やしても、テスト対策にはなる
かもしれないけれど、言葉を話す根幹の文法が身についていなければ、
会話としてはなかなか成り立たないわけで。

また、どんなに中途半端にというか、遊び半分で英語が学べたらいい
なあ、位の気持ちでやっている限り、結局覚えたはしからどんどん忘れ
ていくだけなので、自分の英語力が飛躍的にアップする、って事もない
わけで。

だからというわけではないが、今年1年は真剣に英語に取り組んでみよう
と思っているのである。
今年1年頑張ってみて、果たして自分がどれだけ進歩していくのか、
自分の能力を見てみようと思ったのである。
そして、それは何も今年だけに限らず、できればずーっと英語とは
関わっていきたいと思っているのだ。
だって本来の自分の野望?には、ここまででいいや、なんて区切り
はなく、実はとても欲深いのだから。

なので果たして私の英語の実力が今年1年でどれだけ伸びていくのか、
このブログでも折にふれて書いていきたいと思っている。
こうご期待?


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