2004年10月18日(月) |
ラストクリスマス第1話 |
日曜日、部屋の片づけをした時に、遅ればせながら録画しておいた 織田裕二主演の月9ドラマ「ラストクリスマス」を見る。
うーん、個人的にツッコミどころ満載。 「Baddreamfancydresser」のReikoさんも書いていたけれど、この 番組に魅かれる30代男性は多いだろうなあ、というのが一番の感想 かもしれない。
なにせ、独身で仕事をちゃんと任されていて、仕事場には自転車で いける距離で一人暮らししていて、パスタをゆでるとベランダのバジル を摘み、隣には若く事情のある会社の同僚が引っ越してきて、しかも 自分はそうは思っていないけど、自分の事を好きな女の子もいて、モテ ないわけではないという、花の男子負け犬生活。
もしかすると男としては理想の生活なのかも。 しかも、つい最近婚約解消した理由の中には、現在脳梗塞後遺症に 悩む(と思われる)母親の介護問題もあり。 つまり、自分が悪いわけではない、という理由まで揃っている。 いや、完璧。
でも、なんというか、 そこまで理由をつけないと30代独身男性は恋愛物語の主役をはれない のか、と思うと複雑な気持ちにもなり。 今回の、この織田裕二演じる主人公の場合、全部、他人のせいにしよう と思えば思えちゃうんだよね。
今回のヒロインに関しても、たまたま見た彼女のビデオテープで、彼女 が難病だと知ったことが、物語のきっかけなわけだし。 つまりあくまで受身で、情にほだされたからこそ、恋愛に落ちるって いうのもなあ、などと思うんだけれども。
でも、織田裕二の恋愛ものって、今までTBSで随分前にやった常盤貴子 と共演した奴(タイトル忘れた)にしても、彼女に事情があって、とか そういうのが多いような気もするし、この辺は織田裕二のアイデアなの かもしれないけれど。
でもさ、仕事で、わざわざヒロインの好きな相手との仕事で便宜を 与えてあげたり、その女の子を部屋に呼んで、10万年前だかの氷河の 氷をわざわざ持ち出して飲ませたり、それはもう、あなたの中で恋は はじまっていて、口説きモードに入ってますから!!! という気もするんだよね。
だったらゴチャゴチャ言わずに、もう好きな気持ちを前面に出しちゃえ ばいいのに、と個人的には思うのだが、もしかすると世の独身30代男性 は、そうは思わないのであろうか。 おそらくはこの方が理想の展開なんだろうな。
でも、とりあえず、もう伊原剛志とりょうは失恋決定で、森山未來は あっさり捨てられそうなので、果たして玉木宏がワケありそうな片瀬 那奈の気持ちをゲットできるのかどうかに個人的には期待、って感じ だろうか。←結構ハマっている人。
あ、あともうちょっとちゃんと部屋は片付けとこうと思いました。
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