パラダイムチェンジ

2004年09月12日(日) 911陰謀説

9/11の夜は、911テロから3年という事もあり、数々の関連番組が放送
された。
その中にビートたけしのこんなはずではSPという番組があり、個人的に
は、この手の番組って視聴者の不安をできるだけあおって関心を引こう
とする手口があまり好きではないんだけど、以前見たケネディ暗殺の
真相に迫った番組が意外に面白かったので、見たのである。

番組自体は、マイケルムーア監督の「華氏911」のほとんどパクリという
か、あの映画からアイロニーを取り除いて再構成して、そこに2、3の
番組独自?のちょっと眉つばものの調査を加えた感のある番組だった
けど、その中で一つだけ、興味のひかれる話があった。

それはペンタゴンに飛び込んだのは、旅客機ではなく、アメリカの無人
偵察飛行機だったんじゃないのか、という話である。

WTCと異なり、ペンタゴンは低層の建物であり、そこに周囲に衝突した
りせずに何十mもある巨大な旅客機を、しかもシュミレーター経験しか
ないようなハイジャック犯が正確に突っ込ませるのは、非常に困難な
ことらしい。

しかも突っ込んだ場所は幸いにも?ラムズフェルドのいる区画ではなく
ちょうど工事中の区画であり、そして現場には旅客機の墜落現場とは
思えないほど機体の破片や乗客と思われる死体が少なかったらしい。

そして極めつけなのは、1枚の現場写真。
そこには、飛行機のエンジンの一部と思われるファンの部品があるのだ
が、それがどう見ても旅客機のエンジンとしては小さすぎるようなので
ある。

番組に出てきた専門家は、そのエンジンを見てアメリカの無人偵察機の
ものだと指摘をする。
すなわち、旅客機はハイジャックをされた後、何者かによって、無人
偵察機にすりかえられ、ペンタゴンに突っ込んだ可能性があるという
事である。

事実、事故直後にはペンタゴン付近で別の飛行機の墜落情報が報道され
たがその後、打ち消されたという話もあるらしい。

もしも、これが本当の話だとしたら。
あの911は、テロリストが行なう事をアメリカ政府がみすみす見逃して
いただけではなく、むしろ積極的に自作自演をしていた、という可能性
だってあるということである。

もちろん、それが真実であるという証拠があるわけではない。
さっきの写真にしたって、それが捏造されたり、他の現場写真の可能性
だってあるわけだし。

昔、ワグ・ザ・ドッグという映画で、アメリカ大統領が自分の支持率回復
のために戦争を自作自演するというコメディがあったけど。
というより、そういうことが実際に起こっても変じゃないと言うことを
勘定にいれなきゃいけない世界っていうのも、なんかイヤだなあって
気もするのだ。

だって、たとえ思いつくのは簡単でも、そこではイラク、アフガンを
含めて本当に沢山の人の命が失われているのだから。
さて、果たして真相はいかに。


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harry [MAIL] [HOMEPAGE]

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