そんな訳で正月である。 去年の大晦日〜正月にかけては、結局いつもの通り、TVを見ながら だらだらと掃除をし続けたのであった。
でも逆説的に言えば、これこそが一人暮らしの醍醐味、かもしれない。 なぜなら、だらだらとTVやDVDを見ながら掃除をしていても、誰かが ほらほら、休んでんじゃないの、とか、いつまで掃除にかかっているの、 なんて事を言われずに、こころゆくまでだらだらと掃除にかまける事が できるという事なのだ。
なんて、別に威張れるほどの事でもないのだが。 でも、一人暮らしにとってのお正月、というのは、世間に公認された だらだらと過ごしても誰も文句を言わない貴重な時間である、と言える ような気もする。
普段は気ぜわしい毎日を過ごしているんだから、せめて正月くらいは のんびりとした時間を過ごしたっていいんじゃないか、とも思うのだ。
だから、個人的には、正月休みの短い期間に海外に行ったりはしたくは ないのである。 どうせ行くなら、1週間以上の期間で、結局なんにもしない毎日を 過ごしてみたいもんである。
そんな訳で私にとっての最近の?正月は、だらだらと過ごす事にしている 訳であるが、じゃあ、正月休みの5、6日間、なーんにもしないで過ごせる かというと、そんな時間には飽き飽きしてくるというはなはだ贅沢な悩み を抱えてしまったりするのだ。 身体はやっぱり、動きたくてウズウズしてくるんですね。
と、言うわけで正月休みの間中、私はなまりそうな身体を動かす意味も 含めて、だらだらと掃除をし続けるのである。
でも途中途中で休んだり、TVを見たり、雑煮を作ったり、初詣に行ったり 初売りに行ってみたりしながら、掃除をし続けていれば、どんなに だらだらとやっていても、部屋はもう片付けようもないほど、片付いて しまうのだ。 詳しくはまた書くかもしれないが、ダラダラ掃除は意外と侮れないので ある。
ついに今日はレンジフードの中を、重曹を使って掃除までしてしまった。 おかげさまで明日からはじまる仕事始めに対して、すっごく晴れやかな 気分で臨めたりするのだ。
そんな感じで、私の2004年は始まったのだった。
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