パラダイムチェンジ

2003年06月29日(日) 夏カゼ

そんなわけで、朝起きたらいきなり喉が痛いので目覚める。
どうやら夏カゼを引いてしまったらしい。

先週夏バテだと言って治ったと思った矢先にこれである。
ヤレヤレ。

思い当たるフシは特にないんだけど、おそらくは暑苦しい
布団をはだけて、尚かつ大口開けて、アホ面丸出しで寝ていたことが
おそらくは原因だろう。

とりあえず、扁桃腺とかが腫れているわけでもないし、喉が腫れて
いるだけで、特に熱もないようなんで、ひとまず安心。

とりあえず、カゼと言うと病気の一種だし、熱が出れば、身体も
だるくなるし、鼻水や咳込めば、仕事にならないから、とかく
厄介もの扱いされがちの物である。

もちろん、そのまま大したことないと放置していたら、最悪死に至る
可能性だってあるわけだし。

でも、私たちの仕事の方面では、風邪にも効用があるという意見を
言う人も実はいるのだ。

それが野口整体と呼ばれる整体法の創始者、野口晴哉の「風邪の効用」
この本によると…、といつもだったらここで引用をするんだけど、
さすがに身体の調子が悪いとそこまでする気にはならないんで、それは
またの機会ということでご勘弁を。

でも、この本、今でも本屋によっては平積みになっているくらい、
おそらく普通の人が読んでも面白い内容になっているんで、よかったら
手にとって読んで見てくださいな。


で、個人的な風邪に対する最もよい治療法とは一体何だろうか?
それは、もうイヤ、と思うまでぐっすりと休息することである。

これはどういうことかと言えば、一部、先ほどの本の内容ともかぶるん
だけど、一般に風邪を引き起こすウィルスって、日常からウヨウヨとして
いる位、ありふれた物である。

じゃあ、なんで普段は風邪を引かないのか、と言えば、風邪のウィルスって
ものすごーく感染力が弱いから、普段は身体の抵抗力の方が勝っている
ためである。

すなわち風邪のウィルスが身体にとりついても、簡単にやっつけている訳
ですね。

でもって、じゃあなんで風邪を引く時は同じようにやっつけられないか、
と言えば、そんな弱い風邪のウィルスにも負けるくらい、身体の抵抗力が
弱ってしまっているのが原因と言えるわけだ。

ここで、あえて別の方向から見てみると、要は身体の方が、今は風邪の
ウィルスにも負けてしまうくらい、身体は疲れているんですよ、旦那、
という悲鳴と言うか、サインを出しているとも言えるわけだ。

で、ここでそのサインを無視して更に頑張っちゃたりすると、無理に無理を
重ねる形になってしまい、風邪をこじらせたり、更には最悪、肺炎を起こし
たり、死に至る場合もあるわけですね。

だから、風邪を引いたという自覚症状があった場合は、悪いことは言わ
ない、さっさと休息に入るのが一番だと思うのだ。
第一、風邪だというと、周りもしょうがないな、とちょっと温かい目で
見てくれるし、こっちも気がねなく?大っぴらに休めると言う特典?つき。

せっかくのんびり休む機会を得たんだから、そういう時は下手な考え休むに
似たり、ではないけれど、変に抵抗するよりはさっさと休んだ方が実は
回復は早いような気がする。

ただし、これは例えばSARSとか、インフルエンザの話ではないので、
念のため。
彼らはもっと感染力が高いので、こんな余裕をかましているよりはさっさと
お医者さんに行ったほうがいいのかもしれない。


で、これで終わってしまうと、なんか治療者?らしくはないので、個人的な
対処法をもう少し付け加えると、
風邪の超初期症状の時、ちょっと身体がダルい、首の回りがいつもより
凝っている、などの時には、個人的にはカレーをよく食べる。

なぜならカレーの香辛料って、その内の多くは、漢方薬としても使える物が
多く入っているからである。特に前述の風邪の超初期症状に当てはまる
ものも多く含まれているのだ。

ただし、これは胃がやられている場合には、すでに体質的に合わない状態
なのでおススメはできないので、あしからず。


そしてもう一つ、個人的な風邪の対処法としてあげられるのは、今回みたい
に喉が痛い場合は、喉の周りに冷シップを巻く方法。
冷えピタとかで構わないので、それを自分で喉を触って一番熱感を感じる
あたりに、巻いておく。
そうすると、意外に?早く喉の炎症が引いてくれるのだ。

そんな感じで、今日1日はのんびりと過ごしてみた。
でも今週は、ちょっとおとなしくしている方がいいのかも。


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