2003年04月03日(木) |
「IWGPスープの回」 |
と、いうことで予告までした以上、とりあえずは触れておこう。 感想を一言で言えば、うーんそう来たか、クドカンって感じかな。
まあ、確かにあれだけ売れている面子たちの話だから、売れている方たち 出ずっぱりの話ってのは難しいんだろうなあ。
だからとりあえず、主演の長瀬智也を始めとして、妻夫木聡、坂口健二、 加藤あい、窪塚洋介、森下愛子、きたろう、阿部サダヲ、あと金髪で 天パーの人(笑)、京介とか、主要メンバーは出てくるけど、全員が絡む シーンは、ほとんどなし。
スケジュール的にやりくりは、相当大変だったんだろうなあ。 逆に言えば、そんな中でよくぞ2時間ドラマをとりましたって感じかも。
その分、クレイジーケンバンドとか、岡本健一とか、あと汁男とか、ロ リータ姉ちゃんとか、キャッツアイの人たちとか、そういう遊び?の部 分を多くして、ブクロスタイル?(byキング)って感じでまとめてみた って感じなのかも。
うん、でもこういうの個人的には嫌いじゃないっすよ。 逆に言えば、ここまで色々と遊んでくれれば全然OK。 気楽に見れました、って感じで。
って、見てない人には全然訳わかんないっすよね、すみません。 まあ、こういう日記の回もたまにはありって事で。
でも、まさかキングたったの2シーンとはなー。 原作本 「骨音」では、キング結構活躍してたんで、もうちょっと出てく るのかと思ってたよ。
いや、別に個人的にそんなに窪塚ファンな訳ではないんだけど、友達に 窪塚ファンがいるんで、ちょっと影響されて期待していた自分もいたり。 ちなみに、原作ではこんな感じで活躍してます、キング。
タカシは冷たく笑ったが、目の奥におかしな光がはいるのがわかった。 あぶない。スライとSINは自分たちがおかれた状況がぜんぜんわかっ ていない。タカシはカツシンにいった。
「なあ、さっきの話だがあんたたちのやり方じゃ、こいつらに効果はな いよ。肉体を痛みつけるだけじゃ、ひと月もすれば痛みなど忘れてしま う。おれはこいつらから、ほかに代用できないものを奪うのがいいと思 う」 かけがえのないものを奪う?おれは意味がわからなかったが、カツシ ンはうなずいていった。 「そうかもしれんな。おれたちの手に負えるガキじゃないようだ。殺し てしまうわけにもいかんしな。あんたなら、こういうガキのあしらいを よく知っていそうだ」(略)
「これでおまえたちの処分は決定だ。スライ、おまえは耳を失う。SI N、おまえからは声を奪う」 突入後初めて、ふたりは縛られた椅子のうえで震えあがった。死なな い程度に痛みつけられるだけだとたかをくくっていたのだろう。だが、 タカシが決めた罰はそんなものよりずっと過酷だった。スライとSIN の顔は今度は正真正銘の恐怖に歪んでいる。キングは穏やかに笑ってい った。
「スライ、おまえは自慢の耳に五つずつ穴を開けろ。なんならマイクを つけて、音を拾ってやってもいい。SIN、おまえはその洗浄液をのみ ほせ。一度のどを通せばすぐに吐きだしてもいい。別に死にはしない。 だが、一滴も残すなよ。そいつでおまえの声を焼いてやる」
つうか、TVとはもう完全に別キャラですな。 TV版の決着のつけ方も、窪塚キングらしくて好きなんだけどね。 三つカウントを数えるところとか。
ついでにいうと、原作「骨音」では、「西一番街テイクアウト」の話だ と、マコト、キング、サル、そしてリツコ揃い踏みの大活躍しているん で、個人的には結構好きなエピソードかも。
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