2008年11月25日(火) |
081125_ゆうちょ銀行のサービス拡大 |
先日ゆうちょ銀行から封書が届きました。
中身は平成21年1月5日からゆうちょ銀行・郵便局と他の金融機関の間で振込が出来るようになる、というお知らせです。
転勤が多い我々にとって全国ネットでATMが設置されている郵便局は、お金を出したり預けたりするのに実に使い勝手が良いのですが、市中金融機関とのやりとりが開放されていない点だけは不便でした。
しかしそれも郵政民営化によって国による制限が取り払われた結果、市中銀行等との振込なども可能になると言うわけです。郵政民営化は是だったのか否だったのか、判断はまだ難しいのですが、細かなところで変化は起きつつあるのです。
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ところで実際に市中銀行とゆうちょ銀行の間で振込をしようと思うと、銀行の場合、銀行名に加えて店名、店番号、預金種目、口座番号が識別に使われますが、今までの郵便貯金ではこうした表示が異なっていたために簡単にはつなげなかったもの。
今回のお知らせは、銀行とのやりとりが可能になったことと共に、振込を行うために必要な店名、店番号、預金種目などを通帳に書き込むので郵便局にご持参ください、というお知らせでした。
新しい便利を取り入れたい私としては早速郵便局へ行って手続きを行いました。手続きと言ってもただ通帳を差し出すだけです。
通帳の一角に店番号などを印刷してもらうだけで、簡単です。
もちろん銀行との取引では手数料がかかり、ATMでの利用ならば3万円未満は210円で、3万円以上ならば420円。窓口利用ならば3万円未満が630円、3万円以上は840円という設定です。ATMが安い設定になっていますね。
これは同じ銀行間での取引よりはやや高めですが、とりあえずは便利が増したと理解しておきましょう。
民営化は過疎地での郵便サービスの低下が心配されて政治問題にもなりましたが、その結果、全国の郵便局では自分の土地の有効利用も検討し始めるなど、環境の変化を前向きに捕らえ始めています。
次はネット利用サービスの拡大がポイントでしょうか。ピンチはチャンスなのです。
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