2008年11月22日(土) |
081122_フットサルの会場作り |
明日から札幌の真駒内公園屋内競技場で、フットサルのFリーグと呼ばれる大会が開かれます。
今回はその会場作りをしている企業から、運動用床材の設置をしますから見に来ませんか、というお誘いがあり、大会前日の会場の様子を見てきました。 この床材は厚さ1センチで一辺が25センチほどの正方形をしたプラスチック製なのですが、隣同士が連結できるようになっていて、大きな面積の運動場を作ることが出来るのです。
昼頃の真駒内競技場は暖房が入っていないためひんやりしていて寒さもひとしお。ここで会場作りが始まります。
すでに緑色の養生用ビニールシートは敷かれていますが、ここにまずは薄い絨毯のようなクッション素材を敷いて、それから床材の敷設が始まりました。
床材はすでに16枚が連結したもので保管されていて、これを現場で4枚ずつ連結した大きな正方形をつくり、これを次々につなげて行きます。
プレイコートは青でその外はオレンジというカラフルな色遣い。おまけにカッティングシートでスポンサーのロゴを入れたりも自在です。
作業開始から約2時間で床は完成。あとはテープでラインを仕上げます。試合は明日ですが、見に来ようと思います。
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Fリーグの北海道での幹部の方にもお会いしました。私は知らなかったのですが、フットサルの発祥は北海道なのだそう。
最初は「室内サッカー」だとか「サロンフットボール」など、名称がいろいろでしたが、今はフットサルに統一されて、全国的にチーム作りが増えているのだそう。
「私もサッカーとの違いがよく分からないのですが、フットサルの特徴は何なのですか?」と質問をしてみました。すると 「フットサルの特徴は、11人×2チームで行うサッカーに比べて、面積が小さくて屋内でもプレイが可能、また人数が少なく交代自由というルールなので、参加者のボールにさわる回数が圧倒的に多いということです」とのこと。なるほど
「野球で言うと草野球みたいなものですかね」 「それに近いですね。子供たちが、ここでチームでボールを蹴ることの楽しさを覚えたり、学生時代にサッカーをやっても続けられなかった人たちが、草フットサルとして地域のチームでいつまでも楽しむことが出来ます」
「外国でも流行っているのですか」 「もちろんです。スペインやブラジルなどはフットサルが日本よりもはるかに盛んで、ボールを蹴ることは楽しいという幼児体験から本格的なサッカーを始めてスーパープレイヤーになる人たちも多いんですよ」
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これに対して日本では、本格的サッカーの世界が確立しているためにフットサルをやや軽んじており、指導者もサッカー出身ということで、最初からサッカーを教え始めてしまうのだとか。
「ワールドカップで日本を強くしようと皆さんにいますよね。そのためにはサッカー人口の拡大が必要で、さらにそれを下支えする、ボールを蹴ることが大好きな底辺人口を拡大させることが大切です。フットサル指導者の育成と施設整備が求められますね」
大都会では、大人のチームならば夜12時から2時までプレイするところもあるとか。 案外すごい人寄せのコンテンツなのかもしれません。うーん、フットサルも勉強しなくちゃ。
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