昨日の午後からパソコンのネットが繋がらないという事態になりました。画面上には「ネットが接続されていないため、画面が表示出来ません」と出るばかり。

「おかしいなあ…」

　それまでは繋がっていて、なにも変わったことはしていないはずなのに繋がらなくなってしまったのです。原因が分からない…。

　仕方なく、宿舎のネットを扱っている会社のサポートへ電話。出てくれた若い女性は、「ここはどうなっていますか？」とか「ここにはなんて書いてありますか？」などと、まずは原因を把握に一生懸命。

　そのうえで、「○○を押してみてください」などといろいろと指示をくれるのですが、どうも何をしてもネットが復活しません。

「こちらで把握している限り、お客様のネットの状況に特別おかしな事が起きているわけではないようですが…」すごい、ネットの状況が把握出来ているのです。

「そうなりますと、そちらのソフトが悪さをしている可能性がありますね。ウィルス対策ソフトは何をお使いですか？」
「私はウィルス●スターですが…、あっ！」

　なんとそう言われて見てみると、ウィルス対策ソフトに緊急遮断マークが付いているのを見つけました。どうやらなにかの弾みで、ネットを遮断するというスイッチが入ってしまっていたようなのです。

「すみません、原因が分かりました。多分これだと思います」
「良かったですね。それでは」

　ほんのちょっとしたことでもパソコンは融通が利かなくて、正常に動いてくれません。一度思いこんだ常識から外れたことが原因だと、なかなかそれに気がつかないものです。

　いかんなあ、もっと頭を柔らかくしないと。

　頭の固さを反省する日となりました。