| 2007年09月17日(月) |
070917_巣鴨の庚申塚 |
暑い中を上京中のうちの奥さんと一緒に巣鴨へ行ってきました。
JR大塚駅からはレトロ感覚をいまだに持ち続ける都電荒川線で庚申塚駅まで向かいます。庚申塚駅からは地蔵通り商店街を南へと下ってとげぬき地蔵の高厳寺まで行こうというのです。

さて電車から降り立ったところにあるこの庚申塚、庚申の「申」が干支の「さる」であることからか、明治時代に千葉県銚子から猿田彦神社を分祀して、今では猿田彦神社として地域の人たちに祀られています。
狛犬にあたる霊獣もここではお猿さんです。変わってますね。


お参りの際に拝殿の前に塩が置かれているのに気がつきました。しかも塩が数多く供えられるためか、「塩は袋を開けずにこちらへ入れてください」という台まで設置されていました。
こういうことはあまり見かけない光景で、ちょうど御神輿を運んできた地域の方々に訊ねてみました。
「あのう、ここの神社には塩が供えられているようですが、これはどういう謂われなのでしょうか」すると地域の皆さんは、「あれ、本当だ。これは最近のことだねえ。もうずっとここの神社を見てきたけれど、昔はそんなことはなかったもの」とのことでした。
地域の方に訊いてみなければそのまま昔からの風習だと思ったことでしょう。誰かが何気なく始めたことがこうしてなんとなくそのお社の曰く因縁になってしまうということもあるのかもしれないし、庶民の信仰って案外そういうものなのかも知れません。
巣鴨へ行ったら、とげぬき地蔵だけではなく庚申塚もお訪ねすることをお勧めします。
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