| 2007年01月18日(木) |
070118_町内会を作る |
日中少し雪が降ったものの、うっすらとした降雪。ぼろかくしには丁度良いくらいです。
【町内会をつくる】 仲の良い同僚と、これまた普段から付き合いのあるマスコミ関係者との懇親会。なんだか飲んでばかりのようですが、これも仕事のうち。
話題がまちづくりに及んだところで、マスコミにお務めのAさんが、「いや、そういえば僕は何年か前に町内会を作って、初代町内会長になりましたよ」とのこと。
「町内会をつくる」というのも珍しい。どういうことでしょうか。
「僕は百数十戸が入っているマンションに住んでいるのですが、マンションができた頃から敷地の町内会から、『お宅のマンションは人数が多いから、今ある町内会にはいれませんから』と言われていたらしいんですよ」
「なるほど」 「そんな、マンションが町内会に入っていないまま十年くらいたったころに、管理組合の理事長になりました。そのときに、マンションの子供達が夏休みにラジオ体操に行きますよね。朝一生懸命通ってカードにハンコを押して、終わったところでノートだとか景品をもらう段になって『あ、あなたたちはあのマンションの子供達だね。あそこは町内会に入っていないから景品はあげられないよ』と言われたんですよ」
「あらら。しかし町内会としてラジオ体操をしているんだったら、まあそうなりますかね」 「しかしそれじゃ子供達が可哀想でしょう?そこで、マンション一棟全体で町内会を作らなくちゃと思って、連合町内会長のところまで町内会の作り方を聞きに行ったんですよ」
「町内会を作る、というのも滅多にないでしょうね」 「そうなんです。連町のお年寄りが古い資料を引っ張り出して作り方を教えてくれましたよ」
「市役所などの自治は団体自治といって、法律や条令で作ることが決められていますが、町内会などは住民自治といってあくまでも住民の主体的な活動の延長線ですから、法律などには決めごともないでしょうからね」 「そう、それでそんなことでとにかく全員の同意を取り付けようと思って、文書を作って各戸に配布しましてね。すぐにハンコを押してくれる人もいれば、全く反応のない人もいて苦労しました」 「それでもそうやって町内会を作られたというのは立派ですねえ」 「町内会ができたので、町内会の集まりの連合町内会の役員会に出席してみましたが、連合町内会の会合なんてまあ、年寄りの集まりで、僕なんて孫みたいなものでしたよ。連町の会長なんか背中にゼンマイがついているんじゃないか、っていうような人でしたよ」
『背中にゼンマイ』というのが面白かったのですが、こうやって町内会をとりまとめるという努力には敬意を表します。
最近はまちづくりの主役としてNPOがもてはやされていますが、それはそれとして、やはり住んでいる土地に根ざした団体というものはやはり大事なものです。
町内会はその代表的なものですが、最近は住民の無関心もあってなかなか活動が高齢化したり低迷したりしています。
団塊世代の参入に期待したいところですが、若い人も大いに関心をもつような工夫が必要なのかも知れませんね。
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