| 2005年09月15日(木) |
050915_道東シーニックバイウェイの旅 |
さてさて、お待たせ致しました。三泊四日にわたる道東の視察ツアーから帰ってきました。帯広〜阿寒〜知床・ウトロ〜という久々の道東中心北海道半周の旅で、見聞した題材に事欠くことはありません。
あとは面白く書けるかどうかだけですが、三日分も貯めてしまうと少しつらいかも。
さて今日は、 ■帯広「ツール・ド・北海道」のスタート ■帯広〜阿寒町の旅 ■シーニックバイウェイ釧路湿原・阿寒・摩周候補ルート の3本です。
【帯広「ツール・ド・北海道」のスタート】 朝8時過ぎにホテルを出て、ツール・ド・北海道のスタート会場である帯広中央公園へ向かう。今日は爽やかな晴天に恵まれて気温も涼やかで、絶好の自転車日和だ。
昨日のタイムトライアルは雨の中で残念だったが、今日は天気の神様が微笑んでいる。
今回は第19回目の開催だが、9時のスタートを前にして会場の中央公園には参加する各チームの選手たちがウォームアップなどの準備に一生懸命。
一方これをサポートするのはツール・ド・北海道協会と臨時の応援班で、応援班には昔お世話になった開発局のOBの姿が多く見られてなんとも懐かしい同窓会のよう。
「あ、小松さん、元気?今どこにいるの?」 「今どこって…、ツール・ド・北海道の担当なんですよ。皆さん、ご苦労様です」 様々なイベントが銭や金のこと以外に、誰に支えられているか、ということに目を向けてみるとイベントが共感を持って違った形に見えるものだ。
サポート隊では地元の警察の方もたくさんおられて、本来業務ではないイベントのためにご協力をいただいている。これもまた北海道観光への一助となるわけで、ありがたいことだ。
もう少しこのイベントが地域経済に結びつけば良いと思うけれど、公道をこうして使用するのは警察との調整や地元の受け皿体制の整備など、やらなくてはならないことも多い。 来年は節目の20回大会となる。大会終了後にその辺りも含めて調査検討を開始したいものだ。
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準備会場にはドイツ、ロシア、韓国などの海外参戦組もあれば、国内からは4連覇をねらうチームNIPPOなどの実業団チームや大学など、6カ国20チーム98人が参加している。
ウェアや自転車もカラフルで、スポーツ写真の題材としては絵になる要素がふんだんにありそうだ。 各チームに提供されたサポートカーは皆マリンブルーの同じ形で、提供は4WDのスバ●社。皆さんご協力ありがとうございます。
さて大会は、午前九時に大勢の市民や関係者が見守る中、帯広市の砂川市長の砲一発でスタート。銀輪の波が秋の北海道に飛び出した。
最終日は19日の札幌で、14日のプレを含めて全走行距離は6日間で790kmという長丁場。道中が天候に恵まれて、無事故そして関係者一同のご健闘をお祈りします。
【帯広〜阿寒町の旅】 選手たちの出発を見届けてから、我々は道東のシーニックバイウェイ候補ルートの現地視察に出発。
今日は帯広〜釧路〜釧路湿原〜阿寒湖へと向かうルートである。帯広から38号線を東へ向かうと途中は豊頃町。
十勝は晩成社の依田勉三ゆかりの報徳の土地柄だが、ここ豊頃町には明治中期に二宮尊徳の孫の尊親が今の二宮地区に入植した町である。二宮神社にお参りの一つもしたかったが、残念ながら時間がなくて次の旅への宿題にしておこう。
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車はさらに東へ向かい、道の駅しらぬか恋問を横目に進む。しらぬか恋問は、私も担当して道の駅制度が始まった最初から参加してくれていた老舗の(?)道の駅の一つである。
しかし最初の頃の道の駅へのニーズは都市間ドライブ中のトイレ利用と言うことが多く、そういう意味で私はしらぬか恋問は釧路に近すぎて利用客が少ないことを心配したものだ。
そして案の定、最初のうちはなかなか経営が苦しかったのだが、道の駅そのものが単なる中継トイレという扱いからスタンプラリーなどを通じて一つの目的地としての性格が認知されてきたことや、海産物販売くらいしか目玉がなかったところを白糠町がてこ入れしたことで人気が出てきたのだ。
今では「ここだけ」の豚丼が大ヒットして、道内でも人気ランキング上位に位置づけされる道の駅になったという。コンテンツ(中身)にしっかりした考え方と品質があれば儲け仕事になる格好の見本である。がんばってください。
さて、釧路湿原の西側ルートを北上すると、出てくるのが900(きゅうまるまる)草原である。ここは実は弟子屈町営牧場なのだが、草地面積が約900ヘクタールあることからこの名前にしたのだそうだ。
見渡す限り牧場の風景で、遠くに阿寒岳から釧路湿原を眺めるまさに北海道らしい風景そのものである。本州には確かにこういう風景はないでしょう。
【シーニックバイウェイ釧路湿原・阿寒・摩周候補ルート】 さて、阿寒湖畔に到着してからはシーニックバイウェイの次の指定を待つ、釧路湿原・阿寒・摩周候補ルートで活躍している皆さんとの意見交換会。
ここは釧路湿原エリア、阿寒湖エリア、弟子屈エリア、中標津エリアという四つのエリアで構成されていて、それぞれのエリアの中でボランティア団体や観光関係団体などとの連携を模索したり実験的事業に取り組んでいる。
阿寒湖エリアでは無料バス「まりむ号」による温泉街新港社会実験に取り組んでいるし、摩周湖温泉〜阿寒湖温泉間の42.195kmのウォーキングゴミ拾いを約180人の参加で実施するなど機運が高まりつつある。
弟子屈エリアでは摩周湖展望台までを電気バスやロープウェイなど環境に優しい道に出来ないかという提案をしたり、商工会女性部の協力で道路に花を植えたりする活動を始めた。
中標津エリアでは地平線が丸く見える開陽台で、短時間の間にシーニックカフェをオープンさせ、地元の再認識や来訪者のもてなしに一石を投じた。
それぞれの活動が充実しつつあるが、ここはまだ正式にはシーニックバイウェイルートとしては認定されていなくて、来年の認定のための「覚悟を決め」ようとしている段階だという。
あまり難しく考えずに、まずは飛び出してみることも大事なのかも知れません。活動も焦らずに各団体のペースで無理をせずやれるところからやってみましょう。
ボランティア精神よりも儲け話につながるような、持続出来る活動につなげていきましょう。利用者がお金を払っても受けたいサービスこそが本物だと思うのです。
今日も良い出会いがたくさんありました。
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