| 2005年04月27日(水) |
050427_苫東とカイドウの花 |
掛川奮闘記から「開拓記」に改めて3週間。
こんな使い捨てのような駄文を読んでいる人はいるのかいな?と思いきや、一日でやはり90ヒットくらいはカウンターが上がるので、なんとなく期待を感じる今日この頃。
やっぱり書き続けないとだめなのでしょうね。ところで、「○○開拓記」に変わる何か良いネーミングはありませんか?○○には何を入れたらよいのでしょう?
さて今日は、 ■苫小牧東部工業基地で氷を作る ■NPO法人都市計画家協会に入会する ■春の話題 の3本です。
【苫小牧東部工業基地で氷を作る】 東京からの我が組織の幹部に随行する形で、苫小牧東部工業基地(苫東)の中を視察させてもらう。
今年の我がチーム最大の課題である、雪氷冷熱輸送プロジェクトにおいて重大な位置を占めるのが苫小牧港周辺である。
雪氷冷熱輸送は、北海道の冬に氷を安く大量に作っておいてこれを保管し、首都圏の初夏からの冷房が必要な時期に、北海道から空で帰る空荷の輸送力を利用して首都圏に氷を運ぼうという実証実験である。
関東地方では、昼間の冷房用電力ピークをカットするために、深夜電力で氷を作っておいて、昼間はこれを利用して建物を冷やすエコアイスというシステムがもう十分軌道に乗っているので、これに北海道の氷で貢献しようというものである。
北海道経済連合会(道経連)を中心とする有志が集って、平成14年頃からこの雪氷輸送についての勉強会が行われており、この3月にはとにかくなにかやってみようというので、苫東の中の大きな土取り場跡の水たまりを利用して氷を切り出す試行が行われたのだった。
とりあえず一日限りの試行で、約30トンの氷を切り出してこれを高速道路の橋の下に保管してみて、これから暖かくなる時期の融け具合などの基礎資料を入手しようという試みである。
氷を切り出した水たまりは、大きさが80m×1kmという巨大なもので、言われなければ天然の池だと思うに違いない。
この3月の実験では約40センチほどの厚さの氷にはなったようだが、一部積雪と混ざっていたりもする。
保管している場所では氷がブルーシートに覆われただけのものから、保冷のための断熱材をかぶせてみたものなど、いくつかの保管方法が試みられている。
氷を実際に見た幹部の感想は「もう少しきれいなものかと思ったら、泥混じりだねえ。しかしとにかく実現にはコストが問題だから、いろいろな課題を探して、それを検討してゆくということが必要だなあ」というものであった。
輸送や保管、氷の製造など多くの課題が存在するのだろうが、これから一年の検討と実証実験で良い結果を得たいものである。
* * * *
それにしても苫東は広い。この工業団地の敷地は東京の山手線がすっぽり入る大きさだとか。
これが北海道のスケール感だなあ。
【NPO法人都市計画家協会に入会する】 知人に誘われて、NPO法人日本都市計画家協会(通称「家協会」と言うのだ)の集まりに参加する。
かねてから誘われていたこともあって、会員申し込みをする。
会費は多少高めだが、自分が役人以外に活動できる立場を有するために一番手短なのは、気心の知れた仲間と行動を共にできるようなNPOに所属することが一番だろう。
この「家協会」は、掛川時代にも何度かお世話になった伊藤滋先生が現在会長を務めておられるのである。これも何かのご縁だろう。
またこちらの北海道支部の計らいで、この2月に講演会もやらせていただき、嬉しかった思い出もある。
北海道でまちづくりに少しでも踏み込みながら力を尽くすためには、有能な同士のいるところへ飛び込むことが必要なのである。
もちろん掛川での私の経験や思いを伝えるためにも一定の団体に所属することは有効だろう。
この会にはデザイナーやジャーナリスト、学者、研究者、行政マンなど多くの人たちが関わっているが、視野を広げるためにはこうした多くの人たちの視点が必要なのだ。
私はどちらかというと、人間関係論からまちづくりに飛び込んでみたいような気がしていて、それはとりもなおさず、掛川の経験が生きているに違いない。
もう掛川から私の感じていた以上の生涯学習の香りが流れてくることも考えがたいので、これからは自分なりの思索を深めることも必要だろう。
多くの仲間と語りながら、人の心を耕して北海道のまちづくりに協力をしてみたいものだ。
【春の話題】 我が国最大の自転車専門誌であるサイクルスポーツ誌の227ページに面白い紹介記事が出ていますよ。
「とある本」なのですがね、えへへ。宮内編集長の独断でしょうね。
* * * *
掛川のサトさんが、「多分盛りだろうと、カイドウの花を見に行ったら満開でした」と、写真とともに掛川の季節の頼りを届けてくれました。
満開の 花カイドウに 涙落つ 拙句
掛川は春なんですねえ。
|