| 2005年02月14日(月) |
050214_水行政の大転換 |
いよいよ今日からは原稿チェックに入ります。いずれにしても今週がリミットです。
さて今日は、 ■部課長会議より ■原稿チェック作業の行方 の1本です。
【部課長会議より】 市長からは、農業用潅漑用水の工業用水化が進みそうだ、という情報提供。
まず、昨年、大東町に端を発した農業用水を工場で利用するという「盗水」問題だが、過去の不正使用分については一定の施設利用料を払うことで決着となった。
それから今後のことについては、農水省と国交省との話し合いもある程度方向が見えたようで、農業用水として認められている水利権のうち、余裕水量の部分を工業用水として転換する作業が進められているという。
そのためには、まず既存の企業・工場に対して、今後どれくらいの工業用水が必要か、ということを調査し始めているのだという。
これまでは水を流す施設は、田んぼの地主達がその面積に応じた負担金を払い、これに国からの補助金がついて川から取った水を流していたのだが、これを潅漑用水と言って、まさに田んぼのためだけの水とされていたのである。
そのため、田んぼを転換して権利を有したまま畑にするならばある程度認められるが、そうではない茶畑などには、同じ農業用の水とっても全く使えないという縦割り行政が行われていたのだ。
そのため、そんな農業用水をこともあろうに工業用水として使えるなどと言うのは、水行政の縦割りを社会の要請が是正しつつあるという評価が出来るだろう。
工業用水であれば、およそトン当たり50円くらいになるが、現在の掛川の企業は工業用水が来ていないために、上水道を使ってもらっていて、これが大体トン当たり200円というお値段である。
もっとも、農業用水からの取水施設は企業側の負担になるし、大井川の水は粘土分が多く濁っているのが特徴で、これをきれいにするには浄水施設も必要となる。
それでも200円が50円になるならば、企業にとっては良いのか?
水道部長からは、「そのことだけを捉えると企業にとっては良さそうに見えるが、水道会計を預かる身としては、今現在上水を買ってくれている企業が工業用水に切り替えられると、上水道会計が赤字になる」という報告であった。
なるほど、安い工業用水を目当てにして、新規企業の進出ならば歓迎だが、既存の企業の水道の切り替えでは逆にうまく行っていたことを壊すことにもなりかねない。
企業側の姿勢が注目される。
【原稿チェック作業の行方】 編集の鬼雅と直接会って、原稿チェックの結果をディスカッション。
おおむね大きな修正はないが、細かなところで文章表現の好き嫌いや特徴が出るのでおもしろい。
これで二次チェックを水曜日までに行い、できたところから随時本としての縦書きの原版作成に取りかかるという。
それらの作業を今週末に終えて、本の完成は最短で3月中旬とのこと。これからがさらに胸突き八丁だ。
それでも、エッセイ風の文章を41本書いて、文字数は全部で83000文字というから、原稿用紙びっちりで200枚以上の分量を書いたことになる。我ながら驚きである。 本当に本になどなるのかなあ。
※ ※ ※ ※
ところで、原稿の中身に合致する良い写真が無くて、苦労している。
祭やイベントなどでは、自分自らが撮影者になってしまうので、自分が写っていないのだ。
誰かに写真の提供を頼まなければ行けないが、デジタルデータで持っている人がいるだろうか?
全てがドタバタだが、焦らずにがんばろう。頂上は近い。
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