掛川奮闘記

2004年12月25日(土) 041225_年末は年越し蕎麦を打とう

 やっと年賀状への一言書きも終わって投函できました。今年は随分早めに作業が終わって良かった。

 さて今日は、
■年越し蕎麦の準備
■車の調子 の2本です。

【年越し蕎麦の準備】
 蕎麦研の会員の一人A君から、「助役さん、年末にのし台を使わないようでしたら貸して頂けませんか」という問い合わせがあった。

 私は年末は札幌だし、道具も持って行くことはないので快諾して、取りに来てもらう。年末に蕎麦を打ってみようと言うのはなかなか殊勝な心がけである。

 事務局長のJ1君に訊いたところ、年末に打ってみたいという会員が何名かいるので、まとめて粉を注文したとのこと。ますます結構。

 A君が到着したので、折角だからほかにも打つ人がいたら貸してあげると良いよ、と言って台を二つ、それにこねばちも二つ、まな板を二つも貸してあげることにした。

 年末の蕎麦ならばなんだかんだいっても、ご近所に配って歩けば食べてもらえるだろう。打つ練習をするなら今なのだ。

    ※    ※    ※    ※

 A君に、先日大東町のポルトガル語の桃太郎劇の際の蕎麦打ちに参加した感想を訊いてみた。

 すると「最初のうちはこういうイベントに参加する意味を深く考えていなかったのですが、先日の大東の時は、大東町の方から『あんたたちは掛川市役所の人たちなんだって?へえ、そういう人もいるんだ』と言われましたよ」

 「それで?」
 「やっぱりああいう形でことあるごとに参加するというのは良いですね。そうでなければ、大東町の人たちにとっての掛川市役所職員というのは『掛川市役所の【やつら】』と呼ばれているかも知れませんよ」

 「そうでしょうね。だから、ああいう民間外交みたいな場面に参加して、時間と手技と気持ちを推譲する精神が大事なのじゃないかな、と思うけどね」
 「そうですねえ。最近やっと分かってきたような気がします」

 
 何か人のために奉仕することは「ボランティア」という単語でくくられることが多いが、ボランティアにはその単語がもつ独特の響きがあるような気がして、自分たちの蕎麦打ちはボランティアだとは私自身、思っていない。

 それよりは「時間と手技と汗の推譲」と言った方がしっくり来るように思う。

 ちょっとだけ「推譲(=余った分を差し出す精神)」をする広がりこそ、豊かで暖かな地域社会には重要のように思う。

 推譲をするには、推譲するだけのものが無くてはならない。

 しかし私の目から見ても、この一年の蕎麦研の活動を通じて、会員一同の打った蕎麦の質は細さ、長さ、切り揃い率共に確実に向上している。

 「大人数への振る舞い」という滅多にお目に掛からないイベントも、会場を変えながら何度も実施して行く過程で道具立ても揃ってきたし、茹で、洗い、氷による締め、盛りつけなども、各人が自分たちの役回りを理解して動けるようになってきた。

 まさに見えないチーム力が高まっていることを感じるのである。

 後は、そうだな、技術としては更科蕎麦の打ち方を教えれば、私の持っているものは全部だ。

 そうしてそれから先は、掛川の蕎麦文化を自分が創ってみよう、という神の啓示にも似たものを背負うことになればもう言うことはない。あとは自分で勝手に道を探してくれることだろう。

    ※    ※    ※    ※
 
 実際、私自身もこの一年間で成長した。300人前の蕎麦の振る舞いなどと言う暴挙にも似たイベントをプロデュースしてなんとかこなすことが出来たし、近在の蕎麦打ち集団とも仲良くなれた。

 このことも蕎麦研会員にとっては良い財産になるはずだ。

 道を行くには「守・破・離」と言う。まずは先生の言う通りに「守」を貫いてみて、それを果たしたときに先生の言うことを「破」ってみる。

 その「破」が自分のものになったときには恐れず、師を越えて「離」れて行けばよいのである。

 簡単には抜かれるつもりもないけれど、いつかはそうして欲しいものだ。

 今日ののし台を借りる精神こそ、そのきっかけかも知れないよ。頑張って下さい。

 
【車の調子】
 私自身の蕎麦打ち道具を札幌に送ろうとして、荷物を車で運ぶ最中に信号で車がエンストするようになってしまった。

 私の今乗っている車は、弟から借りているドイツ車のオペルである。外車は直すのが専門ディーラーでなければ難しいのである。

 こりゃ参ったな、と思いながらなんとか国道沿いのヤナセまでたどりついて、もう時間も遅かったのだが見てもらった。

 しかし見ている前では症状が出ず、エンストもしない。うーん。

 メカニックの方からは、「オペルは中に故障が記録できる装置が付いているんです。簡単な専用のテスターがあって、これを端子につないでチェックすると、故障した部品が出るようになっているんですよ」とのこと。

 「それでどこが悪いのですか?」
 「それが…、テスターに引っかからないので、車は故障とは認識していないみたいですね」

 「はあ、困りましたね。走っていて不安なんですけど」
 「多分良くあるケースが、アイドリングを調整するバルブがつまりかけていることなので、それをやってみましょう」とのこと。

 とりあえず年末年始と言うことで、代車を借りて車を預けてきてしまった。

 それにしても、故障した部品がコンピューターで分かるようになっているとはドイツ車を侮れない。

 もっとも、それ故に故障の修理代も高いのだが。ひーん。


 


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