| 2004年08月13日(金) |
040813_創発の準備 |
【創発の予習】 東京で創発資料の作成に協力してくれているコンサルタントのNさんが来掛して、「本当に創発調査がもらえた場合」の予定と調査計画について意見交換を行う。
とりあえず今日来た目的を果たして、市長に挨拶を、と思い時間を取ってもらったところ、そこから榛村ゼミが始まった。
これまでの市政運営から得た様々な皮膚感覚を熱心に教えてもらい、Nさんもびっくり。
※ ※ ※ ※
たとえば市内で事業を行う際に、日本では用地の取得が難しいために相当のロスをしている、と言う。
「中国が開発をどんどん進められるのは、土地が私有制でないからなんですよ。だからどんどんものが作れる」
市内でも事業を行おうとすれば、多くの地権者の中に最後の最後まで土地を売ろうとしない人が一人くらい残ることがある。
そうすると一般的に役人は、「ゴネ得にしてはいけない。先に率先して売ってくれた人に申し訳ない」と思うものだ。しかしこの結果、お互いに交渉が暗礁に乗り上げてうまく行かない、ということも良くあることだ。
市長に言わせると、「そういうときには気持ちを治めるためにいくらかお金を上マシしても良いんですよ」ということだ。
「それは用地費を増額すると言うことではなくて、そうやって最後まで残るというのは一種の病気だと思う方がよい。だから増額分は病気見舞いだと思えば良いのですよ」とも
「だから、回りが『あの人は粘って得をした』ということではなくて、可哀想な人に病気見舞いを上げたのであって、名誉なことではないのだ、と説明すればよいのですよ」と言う。
こういう、発想自体が常識を飛び越えて現実問題を解決して行くのが市長の面白いところである。
結局、榛村ゼミは有に2時間に及び、たっぷりとお話を聞けました。本を何冊も読みつつ、こうして直に問答ができるのが良いところだ。
※ ※ ※ ※
創発調査の内示は、ついたとしても9月補正の資料作成には間に合わないようだ。対応を考えなくちゃ。
|