| 2004年08月04日(水) |
040804_栗山町訪問 |
【栗山町長さんに会う】 創発調査が取れた場合に備えて、栗山町長さんと合併事務局のお二人にお会いする。
創発調査を要望するに当たっては、多くの自治体が関心を持ち参加してくださると言うことはアピール性が大きかったのだが、栗山町・由仁町・南幌町という北海道の三つの町は、北大のK先生からご紹介をいただいて仲間に加わっていただいたのだが、まだ挨拶も調査の趣旨説明もお願い事項などもお話をする機会がなかったのだ。
今回帰省するに当たってなんとかこの三町の合併関係者にお会いしたい、と北海道で事業協力をしてくださっている方にお願いをして今回の訪問となったのである。
栗山・由仁・南幌の三町合併では栗山の川口町長さんが合併協議会の会長をされている。また由仁・南幌の両町から合併事務局に派遣されているお二人にも同席をしていただいて、調査趣旨の説明を行う。
川口町長さんからは、「合併の趣旨は食える町を作ると言うことですよ」と合併の趣旨を明確に説明してくださった。
「新市の名前は『東札幌市』とする方向で進めています。札幌【を】意識すると言うことよりも、札幌【が】意識するような町でありたい、ということと、やはり地域ブランドとしての【札幌】は大事だ、という思いからです」
「なかなかコンセンサスを得るのも難しかったのですが、事務局の情熱でここまでやってきましたよ」とのこと。合併はどこも大変なのだが、志の高い町長さんで、お会いできてよかったです。
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「今回の創発調査では合併の悩みや合併後のまちづくりの課題などをヒアリングなどによる調査を行うことで抽出し、新市のまちづくりに向けたモデル提案をしたいと思っていますので、調査部隊が訪ねてきたときにはぜひいろいろなお話を聞かせてください」とお願いをして快諾をしていただきました。
調査費が取れたあかつきには、ヒアリングに伺いますのでよろしくお願いします。
【北海道報徳社】 栗山町を訪ねた後で北海道報徳社をお訪ねする。こちらの常務理事のSさんは、東京で開催された日中韓二宮尊徳思想学会のシンポジウムにも参加していただいたのだ。
最近の北海道の報徳の状況をお尋ねしたが、「支える人たちの高齢化が進んできていましてね。東京でのシンポジウムでも中国の先生から『なぜこの場に若者が少ないのですか』と言われてしまいましたよ」とのこと。
「道内の協賛金の状況はどうですか」と訊いてみたが、「支出を取りやめたいというところが増えています。5万円を3万円にして欲しい、ということであれば印刷物をお届けすることもできますが、ゼロにしたいと言われてしまうと何も差し上げることもなくて関係が切れてしまいますので、それは避けたいのですが…」とさびしい話。
「雪印は今どうなっているのでしたか?」と尋ねてみると、「雪印は乳業部門を切り離して、チーズ・バターなどを中心とした企業に変わりました。アイスクリームも止めたのではないでしょうか。でもいまだに報徳へは賛助金を下さっています。やはりどこかに報徳を大事にするという思想がまだ企業内に生きているんでしょうね」とのこと。これは嬉しい話である。
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「実は掛川の市長さんにもご相談して、報徳を進めるためには二宮尊徳さんを大河ドラマにすることにアドバイスをいただこうと思ったのです。しかし『大河ドラマは数年先まで決まっているよ』と笑われました。でも一過性のドラマではすぐに話題も消えてしまいますから、なんとか大河ドラマにでもなればよいと思うのですがねえ…」
「ぜひがんばってください。思わなければ前に進まないでしょうからね」と言ってお別れしました。
北海道が復活するためには道民一人一人の心の中に報徳の「分度・推譲」の精神を説くのが良いと思うのだが、いまや学校に二宮金次郎の銅像があるところも少なくなってしまった。
なんとかしたいものだなあ。
【夏休み終わり】 今日で夏休みも終わりました。明日からは東京で研修会に参加です。北海道も暑かったなあ。
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