| 2004年07月18日(日) |
040718_始球式と大杉 |
【高校野球始球式】 第86回全国夏の甲子園大会静岡県大会は、昨日静岡市で開幕した。今日は掛川球場での初日と言うことで、始球式が予定されている。
野球のことになると、市長さんは私に回してくださるので喜んで参加してきました。
朝8時20分に球場入りして関係者控え室に向かうと、掛川西高校の斉藤先生と第一試合の球審の方が迎えてくれて、休憩室でしばし待つことに。
休憩室にはユニフォーム姿の子どもたちと、保護者のお父さんお母さんおじいちゃんお婆ちゃんたちがビデオやカメラをもって座っている。どうやら始球式を一緒にする子どもたちのようだ。
子どもは全部で4人なので、私と合わせて5人で同時にするというアトラクションのようだ。
「どうやって選ばれたのですか?」と話しかけてみると、事前に新聞で募集していたのに応募したとのこと。中には「今回が5回目でやっと当たりました」というお父さんもいた。5回目で当たるのも運の良い話です。
4人の子どもたちの内訳は、袋井市から二人、掛川市から一人、菊川町から一人とのこと。中の一人は小学校3年生なのに、掛川西高校のユニフォームを着ていて、訳を尋ねると「お父さんが掛西の野球部で、今日のために作ってもらった」とのこと。
大きくなって本物の掛西野球部のユニフォームを着られるように頑張って欲しいものです。
※ ※ ※ ※
さて、掛川球場での初戦は藤枝西高校と新居高校の対戦。両校のノックが終わったところで声が掛かって、いよいよグラウンドへ。
硬球で軽く肩慣らしをした後で、順番に呼ばれてマウンド近くに線が引かれたところまで歩いて行く。ピッチャーが五人いるのに合わせて、キャッチャーとバッターも五人登場して準備万端。
主審のプレイボールでキャッチャーめがけて5人でそれぞれのキャッチャーめがけてボールを投げ込みました。
最近は始球式のボールを打つ、と言うのが流行っているそうだが、今日はそういうバッターはいなかったので良かった。
無事始球式を終えて、記念に投げ込んだ硬球ボールと被っていた帽子をもらいました。
高校野球の始球式が出来るなどとは思いもよらなかったが、良い思い出が出来ました。写真もお友達の新聞記者さんにとってもらいました。 嬉しかったー。
【春野町の神代大杉】 午前を始球式がらみで費やしたのだが、午後はすっかり空いている。そこで以前から進められていた、「春野町の大杉」なるものを見たいと思って、森町のSさんに連絡をした。
幸いSさんも「なんとかなりますよ」ということで、二人で春野町の春杢山(はるなさん)大光寺に向かった。春杢山は方角的には掛川の真北にあたる山で標高は888m。
途中の林道を上がるときには気温がぐんぐん下がってきて、窓を開けていると涼しすぎるくらいの状態になった。
未舗装で、雨で溝が切れている林道をぐんぐんと登って行き、目的地の大光寺に到着。大光寺の入り口には鳥居がありながら、大光寺という名前である。このお寺の縁起を読んでみると、守護神が太白坊権現とある。
神仏習合時代の名残を今にとどめている様子がうかがえる。ここのお寺は行基さまが養老二年に開いたと伝えられるから、約1300年前くらいのことである。
そして、これから見に行くのはそのときの行基様お手植えの杉だというから、これまたすごく古いものなのだ。樹齢1300年の杉ですぞ。
※ ※ ※ ※
途中歩きながら、Sさんは、「途中にも結構大きな杉の木があるので、他の人を連れて行ったときには、『ああ、これですか、大きいですねえ』、『いやいや、これじゃないですよ』、『あっ!これですか!大きいなあ』、『いやいや、まだこれでもないですよ』という会話をして、最後に大杉に辿り着くんですよ」と教えてくれた。
参道の赤い旗を横目で見ながら路を下って行くと、斜面の下の方に大きな樹が見えてきた。
最初は遠いこともあって、それほどの大きさを感じなかったのだが、普通の杉の木でないことは、その枝張りを見ればすぐに判る。
杉の木を針葉樹と思っていては間違いで、杉の古木は太い枝が大きく張り出されていて、まるでクスノキなどの広葉樹のような外見である。
階段を下りて近くへ寄ると、これはまた実に見事な大杉である。近くに掲げられている看板を見ると、県の天然記念物に指定されていて、推定樹齢1300年、樹高43m、目通り周14m、枝張りは31mと記されている。
同行してくれたSさんのお父さんはご自身が屋久杉とこの神代大杉の両方を見ているのだが、「こちらの方がすごいですよ」と断言していた。
確かに写真で見ると、屋久杉はもう上の方が枯れかけているようだが、こちらの杉の木は生き生きとしていて、神様の風格が漂っている。
写真に撮ろうとしても、あまりに大きすぎてその全体像がつかめるような映像が撮れないのが残念だ。なるほど世にご神木となっている杉の巨木は数あれどこれほどのものはあるまい。
この杉を拝んだことを、これからの人生で自慢に出来ると思います。そしていつの日にか、屋久杉を見に行って、比較をしたいと思います。
うーむ、樹木もあれだけになれば立派な神様です。春野町の大杉。一生の思い出に一度見られることをお勧めします。
神様に会えますよ
|